第二十八話「富士の巻 第二十帖」

今のうちに草木の根や葉を日に干して貯えておけよ、保食の神様お怒りだから、
九十四(今年)は五分位しか食べ物採れんから、そのつもりで用意しておいてくれよ。

神は気もない時から知らせておくから、この神示よく読んでくれよ。
一握りの米に泣くことあると知らせてあろうがな、米ばかりでないぞ、
何もかも臣民もなくなるところまで行かねばならんのぞ、臣民ばかりでないぞ、
神々様さえ今度は無くなる方あるぞ。臣民というものは目の先ばかりより見えんから、
呑気なものであるが、いざとなっての改心は間に合わんから、くどく気つけてあるのだぞ。
日本ばかりでないぞ、世界中はおろか三千世界の大洗濯と申してあろうがな、
神にすがって神の申す通りにするより他には道ないぞ、
それで神々様を祀りて上の御方からも下々からも朝に夕に言霊が
この国に満つ世になったら神の力現すのぞ。
江戸に先ず神まつれと、くどく申してあることよくわかるであろうがな。

昭和19年8月27日(1944年 皇紀2604年 甲申)

現在に至る米不足というムードは、以下の報道に遠因があると思います。

【なぜ】田んぼの底に亀裂「水が減るスピードが異様に速い…」 梅雨入りも遅れ“水不足”が「コシヒカリ」にも影響

ttps://www.fnn.jp/articles/-/712499?display=full

雪どけ水少なく農業用水不足 コメの生育に影響 南魚沼市など

ttps://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20240621/1030029633.html

新型コロナの教訓は生きたか?南海トラフ地震臨時情報で混乱した夏休み、政府が検討すべき“狼少年”にならぬ伝え方【西田亮介の週刊時評】政府への不信感がいざという時の行動を鈍らせる

ttps://jbpress.ismedia.jp/articles/-/82947

世間が米の買い占めに走ったであろう直接のトリガーと思われるのは、南海トラフ地震臨時情報の発表なのは確実でしょう。8月8日に日向灘で発生した地震の後でも店頭の米の在庫はありました。そんな状況を一変させたのは、南海トラフ地震臨時情報の発表の後なのです。

「令和の米騒動」値上げ、品薄で確保困難、なのになぜ精米して1ヶ月の米をスーパーは棚から撤去するのか

ttps://news.yahoo.co.jp/expert/articles/a74172d48c665e088c162e469cf21707964a538f

この方の指摘されている問題点については、令和6年に限った話では無いのですが、これを機会として考えるべき問題として紹介しておきます。50年以上前からそうしているからその先どうなっているかわからないというのは、即ちマニュアルに無いから対応できない、上や周りに従っているだけで私の責任ではない、この件についてのこれ以上のコメントは差し控えたい、等…。何のためにお客様コールセンターがあるんだよ?ハッキリ言って、責任から逃れようとする者に給与を貰う資格は無い。こんな状況にも関わらず、岸田の後継者争いに興じているゴミ共もまた然り。

上の記事で、精米して1ヶ月から40日、50日程度で、どのスーパーも商品棚から撤去しており、撤去したあとどうするか、については企業や店舗によって異なり、コメの納入業者に返品する、捨てる、従業員に安く売る、フードバンクに寄付する等に分かれるようですが、そのスーパーの商品棚に並べられているのは、温めて食べるというパックのご飯です。もちろん、これらは昨日今日から店頭に並んでいたものでは無く、赤飯やら五目御飯といったバリエーション共々、以前からあったものです。その反面、このような米不足の状況にも拘らず、各社のパックのご飯が並べられているのをみると「やけに多いな」と疑問に思ったりします。真っ先に気が付くのは、製造メーカーの数。赤飯やら五目御飯といったラインナップを揃えられるのは、普段から店頭に並んでいるような業界トップメーカーだけなのです。

お米を買いたいのに…「政府備蓄米の放出」が実現しないのはなぜ? 坂本農相は「品薄は順次回復する」と語る

ttps://www.tokyo-np.co.jp/article/350356

パックご飯が災害時の備蓄のみならず、今回の米不足でお世話になっておりますが、普段からカップ麺のように常食している人っていうのは、流石に少ないだろうと思うのです。だからこれらパックご飯の流通量の多さを見て意外に思ったのです。ただ今回は運よく間に合っただけで、近い将来には不足するようになるのかもしれません。就農する人よりも辞める人の方が多いからです。

2021年に試すべき植物性たんぱく源15 栄養士がヴィーガンの人に推薦!

ttps://www.elle.com/jp/gourmet/gourmet-healthyfood/g36563662/plant-based-protein-21-0816/

日月神示をきっかけにベジタリアンになった方は結構おられるかと思います。実際私も第十二話では魚介類を食べて良いものかと悩み(栄養の問題から食べ続ける事にしました)、第十三話では不足しがちなビタミンB群を中心にサプリで補う事を書きました。

ところが、第十九話で報告しました通り、今年初めて肉離れを起こし、足がむくんでしまったのです。しかも筋肉が縮んでいるように感じるのです。今までこんな事なかったのに…と思い当たったのが、多分肉食を止めた事だろうと。今までなら、肉を食べない日があっても、卵サンドを食べていたかもしれないし、魚を食べていたかもしれない。食べない日があっても、問題ないほどの摂取量があったのかもしれない、ところが今の私のタンパク質の摂取量は計算値未満で、今日はネギが高いから納豆止めよう、魚もおいしそうなのがないな…とか考えていたらもう、タンパク質が取れないのです。結果的に、コラーゲンのサプリメントを飲む事にしました。三日目ですが、筋肉が縮むような感覚は大分薄れたように感じます。

今日の社会においては、ヴィーガンやベジタリアンの生活というのは、安易にお勧めできるもんじゃないな、と思います。実践にあたっては、それ相応の知識と判断力が必須です。