第二十五話「地つ巻 第十一帖」

世界丸めて一つの国にするぞと申してあるが、
国はそれぞれの色の違う臣民によって一つ一つの国作らすぞ。
その心々によって、それぞれの教え作らすのぞ。旧きものまかりて、また新しくなるのぞ。
その心々の国と申すは、心々の国であるぞ、一つの王で治めるのだぞ。
天つ日嗣の実子様が世界照らすのぞ。国のひつきの御役も大切の御役ぞ。
道とは三つの道が一つになることぞ、みち満つことぞ、
元の昔に返すのだぞ、つくり固めの終わりの仕組みぞ、
終わりは始めぞ、始めは霊ぞ、富士、都となるのだぞ、幽国行きは外国行きぞ。
神の国光って目あけて見れんことになるのだぞ、臣民の身体からも光が出るのだぞ、
その光によって その御役、位、わかるのだから、
みろくの世となったら何もかもハッキリして うれしうれしの世となるのぞ、
今の文明なくなるのでないぞ、たま入れていよいよ光って来るのぞ、
手握って草木も四つ足もみな唄うこととなるのぞ、
御光に みな集まって来るのだぞ、てんし様の御光は神の光であるのだぞ。

昭和19年9月21日(1944年 皇紀2604年 甲申)

神典研究家で神名には明るかった天明氏でさえ、天之日月神がいかなる神なのか、また、どこに鎮座され祀られている神なのか分からなかったそうですが、私が調べた限りでは、享保7年(1722年)成立の『佐倉風土記』の記述が最も古かったです。上のページの次にアイキャッチという順番が本来です。第十七話の佐倉惣五郎事件当時の藩主・堀田正信から堀田氏が再び佐倉藩を治めるまでの間に幾度か藩主が交代したのですが、稲葉正往が治めていた時代、藩儒・磯辺昌言によって佐倉風土記は執筆されました。約百年の後、堀田正信の孫である堀田正亮が佐倉藩に戻ってくると、「前期堀田氏」の改易と結びつける伝承が生じていた、佐倉惣五郎父子の慰霊を行いました。それ以降、幕末に至るまで佐倉藩を治めていた堀田氏を指して「後期堀田氏」と呼ぶそうです。安政4年(1857年)10月に完成した『利根川図誌』(赤松宗旦氏/著)についての麻賀多神社の記述は、その佐倉風土記を参照しているようです。戻ってきた堀田氏は信心深くなったようで、佐倉市鏑木町にある麻賀多神社は「佐倉藩総鎮守」です。

麻賀多十八社 社殿/鳥居 比較

ttps://chiba.jinja.love/?p=12472

かつては三十八座あったものの、享保7年時点での摂社・末社は五座で、印波國造社、幸靈さきたま神社、馬來田まくた朗女いらつめ神社、猿田彦神社、天日津久神社となっていたようです。まず伊都許利命を祀るのは分かる、猿田彦神社も分かるのですが、ここからが問題です。幸靈さきたま神社(幸霊神社)?愛知県に幸霊社という神社があるそうですが、あちらも由来不明だそうです。島根県松江市に、三穂津姫命を祀るという幸魂神社があるそうですが、断定まではちょっと…。馬來田まくた朗女いらつめ神社(馬来太郎女神社)という名前から察するに木更津市馬来田辺りに由来する神社だと思うんですが…。「が」ばっかり。縁起不明神社ばっかり。

日の出の巻 第十五帖

十柱の神様 奥山に祀りてくれよ、九柱でよいぞ、
いずれの神々様も世の元からの肉体持たれた生き通しの神様であるぞ、
この方合わせて十柱となるのだぞ。御神体の石 集めさせてあろうがな、
篤く祀りて、辛酉の日にお祭りしてくれよ。病あるかないか、災難来るか来ないかは、
手届くか届かないかでわかると申してあろうがな。届くとは注ぐことぞ、
手首の息と腹の息と首の息と頭の息と足の息と胸の息と臍の息と脊首の息と手の息と
八所十所の息合っていれば病ないのだぞ、
災難見ないのだから、毎朝 神拝みてから よく合わせてみよ、
合っていたらその日には災難無いのだぞ、殊に臍の息一番大切だぞ、
もしも息合っていない時には一二三唱えよ、唱え唱えて息合うまで祷れよ、
どんな難儀も災難も無くしてやるぞ、この方 意富加牟豆美神であるぞ。
神の息と合わされると災難、病無くなるのだぞ、大難小難にしてやるぞ、生命助けてやるぞ、
このことはこの方信じる人でないと誤るから知らすではないぞ、
手二本 足二本いれて十柱ぞ、手足一本として八柱ぞ、
このこと 早う皆に知らして どしどしと安心して働くようにしてやれよ。
飛行機の災難も地震罪穢れの禍いも、大きい災難ある時には息乱れるのだぞ、
「一二三祝詞」と「祓え祝詞」と神の息吹きと息と一つになっておれば災難逃れるぞ、
信じる者ばかりに知らせてやってくれよ。

昭和19年12月18日(1944年 皇紀2604年 甲申)

オオカムヅミ

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/オオカムヅミ

賀茂神社 (阿波市)

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/賀茂神社_(阿波市)

桃太郎神社 (犬山市)

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/桃太郎神社_(犬山市)

天明氏は日月神示について、実際は色々な霊が懸かってきたと証言しておりますし、鳴門の御用(イイヨリの御用)は香川県高松市庵治町の太鼓岩と言われてますし、尾張の御用の詳細は不明ですが、立ち寄ってはいないと思われます。一方、日月神示が降りる前、天明氏は桃太郎の絵を描いて生計を立てていた時期があったそうです。その意味では天明氏を助けた神様という事になります。

麻賀多神社縁起

ttp://www14.plala.or.jp/nikorobin/magataengi.html

何か十八社以上あるのは気にしないとして、小麻賀多神社(駒形神社)って何?

駒形神社

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/駒形神社

とはいっても小麻賀多神社の祭神は稚産霊神になっているようなので、やっぱり麻賀多神社なんだなと。

皇位

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/皇位

ところで、「あまのひつく」、「日嗣」という神名は、古代では「日嗣(ひつぎ)」が皇位と同義語であり、大本事件に巻き込まれた天明氏にとっては、大変危険な名前だったと言えます。一応官憲に対する配慮はあったのか、戦後の「雨の巻 第一帖」までは「日津久」表記でした。(例外は終戦十日前の「夜明けの巻 第九帖」で「天津日嗣皇尊大神」を称した。)実は「あまのひつぎ」で検索すると、こういうサイトもヒットするようになるのです。

あまのひつぎ

ttp://jmapps.ne.jp/kokugakuin/det.html?data_id=31655

郷社麻賀多神社。
●台方にあり祭神を稚産霊神となす。応神帝の朝印波国造伊都許利命の齋祀せる所なりという延喜式内神社の1つ。(中略)印旛沼畔に一大華表あり延歴2年9月勅使大伴家持卿始めて建立せる所なりと云う。爾来61年毎に建替を定例とする又郡内の一勝地なり。

以下、万葉百科 奈良県立万葉文化館 様

ttps://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/detail?cls=db_manyo&pkey=4089

巻18-4089 獨居幄裏、遥聞霍公鳥喧作歌一首〔并短歌〕

高御座天の日継と天皇の神の命の聞し食す国のまほらに山をしもさはに多みと百鳥の来居て鳴く声春されば聞きのかなしもいづれをか別きてしのはむ卯の花の咲く月立てばめづらしく鳴くほととぎすあやめぐさ玉貫くまでに昼暮らし夜渡し聞けど聞くごとに心つごきてうち嘆きあはれの鳥と言はぬ時なし

高御座にあって、天日をうけ嗣ぐものとして、天皇たる神の命がお治めになる国、この秀れた国土には山があちこちに多いので、いろいろな鳥がやって来て鳴く。その声は春になると聞いていてかわいいことよ。どの声がいいというのでもないが、中でも卯の花の咲く月になると、愛らしく鳴くほととぎすは、菖蒲草を薬玉に通す五月まで、昼は一日中、夜は一晩中聞いても聞くたびに心が動いて感嘆し、興尽きない鳥だといわない時はない。

ttps://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/detailLink?cls=db_manyo&pkey=4094

巻18-4094 賀陸奥國出金詔書歌一首〔并短歌〕

葦原の瑞穂の国を天降り領らしめしける皇御祖の神の命の御代重ね天の日嗣と領らし来る君の御代御代敷きませる四方の国には山川を広み厚みと奉る御調宝は数へ得ず尽しもかねつ然れどもわが大君の諸人を誘ひ給ひ善き事を始め給ひて黄金かもたしけくあらむと思ほして下悩ますに鶏が鳴く東の国の陸奥の小田なる山に黄金ありと申し給へれ御心を明らめ給ひ天地の神相誘なひ皇御祖の御霊助けて遠き代にかかりし事を朕が御代に顕はしてあれば食国は栄えむものと神ながら思ほしめして物部の八十伴の緒を服従の向けのまにまに老人も女童児も其が願ふ心足ひに撫で給ひ治め給へば此をしもあやに貴み嬉しけくいよよ思ひて大伴の遠つ神祖のその名をば大来目主と負ひ持ちて仕へし官海行かば水浸く屍山行かば草生す屍大君の辺にこそ死なめ顧みはせじと言立てますらをの清きその名を古よ今の現に流さへる祖の子等そ大伴と佐伯の氏は人の祖の立つる言立て人の子は祖の名絶たず大君に奉仕ふものと言ひ継げる言の官そ梓弓手に取り持ちて剣大刀腰に取り佩き朝守り夕の守りに大君の御門の守りわれをおきてまた人はあらじといや立て思ひし増る大君の御言の幸の/ [一は云はく、を]聞けば貴み[一は云はく、貴くしあれば]

葦がしげるみのり豊かなこの国土を、天から降ってお治めになった皇祖の神の御代を重ねて、天日を継承するものとして支配なさる天皇の御代御代に、統治なさる四方の国には、山や川が広く豊かなので、貢上する宝物は数えきれず尽くすこともできない。しかしながらわが大君は、多くの人々をさそってりっぱな事業をお始めになってから、黄金がたしかにあるだろうかとお考えになり、心を悩ませておいでだった。ところが鶏の鳴く東の方、陸奥の小田という山に黄金があると申しあげると、御心のふさぎをお晴らしになった。「天地の神々も尊いこととお思いなさり、皇祖の御魂も恩恵を施され、遠い昔にあった、こうした事を、またわが御代にもお見せくださったので、わが統治の国は繁栄するにちがいない」と、大君は神の御心にお考えになり、多くの廷臣たちを従え政治に向かわせる一方、老人も、女も子供も、その願いが心のままに満足するように安らかにさせ、治めなさる。そのことを私は、ふしぎに尊く嬉しいことと、ますます考える。大伴という、遠い祖先の名を大来目主として掲げもち、朝廷奉仕を役目として来た氏は「海に征けば水につかる屍、山に戦えば草のはえる屍。大君のかたわらに死のう。わが身をふりむくまい」と言立てをして、勇敢な男の清らかな名を昔から今の現実に伝えて来た末の一族であるよ。大伴・佐伯の両氏は、祖先の立てた言立てによって、子孫が祖先の名を絶やさず大君に奉仕するものと言い伝えて来た、そのことばどおりの役目の氏であるよ。梓の弓を手に握り持ち、剣太刀を腰に帯び「朝の守護・夜の守護に大君の御門の守護をするのには、自分以外に人がいまい」と、ますます心をふるい立たせ、気持は高ぶる。大君のおことばの幸いが〔一ハ云ワク、を〕、聞けば尊いので〔一ハ云ワク、尊く思われるので〕。

ttps://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/detail?cls=db_manyo&pkey=4098&dicCls=d_kanno&dicDataId=18&detaillnkIdx=0

巻18-4098 為幸行芳野離宮之時、儲作歌一首〔并短歌〕

高御座天の日継と天の下知らしめしける皇祖の神の命の恐くも始めたまひて貴くも定めたまへるみ吉野のこの大宮にあり通ひ見したまふらしもののふの八十伴の緒も己が負へる己が名負ふ負ふ大君の任けのまくまくこの川の絶ゆることなくこの山のいや継ぎ継ぎにかくしこそ仕へ奉らめいや遠長に

高御座にあって、天日を承けつぐものとして天下をお治めになった遠い天子が、畏れ多くも始めなさり貴くもお定めになったみ吉野のこの大宮に、わが大君は通いつづけて風景を御覧になるらしい。多くの廷臣たちも、それぞれがもつ氏の名にたえず背かず、大君の任命に応じつづけ、この川が絶えることのないように、この山が次々と重なるように、このようにお仕え申し上げよう。一層永遠に。

ttps://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/detail?cls=db_manyo&pkey=4254

巻19-4254 向京路上、依興預作侍宴應詔歌一首〔并短歌〕

あきづ島大和の国を天雲に磐船浮かべ艫に舳にま櫂しじ貫きい漕ぎつつ国見しせして天降りまし払ひ言向け千代重ねいや継ぎ継ぎに知らしける天の日継と神ながら我ご大君の天の下治めたまへばもののふの八十伴の緒を撫でたまひ整へたまひ食す国の四方の人をもあぶさはず恵みたまへば古ゆなかりし瑞度まねく申したまひぬ手抱きて事なき御代と天地日月と共に万代に記し継がむそやすみしし我ご大君秋の花しが色々に見したまひ明らめたまひ酒みづき栄ゆる今日のあやに貴

秋津島の大和の国を、天雲に磐船を浮かべ、船尾にも船首にも左右の櫂を一面に通して漕ぎながら国見をなさって地上にお降りになり、邪魔者を掃い従え、千代を重ねて一層次々と平定なさってきた天皇の御位にあって、神のままにわが大君が天下をお治めになると、廷臣の多くの者どもをいつくしみなさり、整備なさり、支配する国土のあらゆる人々をも残さずお恵みになるので、昔からなかった瑞祥が度々奏上されることだ。何もせず手を組んでいても太平な御代として、天地・日月と共に万代の後までも記録しつがれるだろう。八方を支配されるわが大君が、秋の花のさまさまな色どりを、それぞれに御覧になって御心を晴らす、酒宴が賑やかな今日の、ふしぎな貴さよ。

ttps://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/detail?cls=db_manyo&pkey=4465

巻20-4465 喩族歌一首〔并短歌〕

ひさかたの天の門開き高千穂の岳に天降りし皇祖の神の御代よりはじ弓を手握り持たし真鹿児矢を手挟み添へて大久米のますら健男を先に立て靫取り負ほせ山川を岩根さくみて踏み通り国求ぎしつつちはやぶる神を言向けまつろはぬ人をも和し掃き清め仕へ奉りてあきづ島大和の国の橿原の畝傍の宮に宮柱太知り立てて天の下知らしめしける天皇の天の日継と継ぎて来る君の御代御代隠さはぬ明き心を皇辺に極め尽くして仕へ来る祖の官と言立てて授けたまへる子孫のいや継ぎ継ぎに見る人の語り次てて聞く人の鑑にせむをあたらしき清きその名そおぼろかに心思ひて空言も祖の名絶つな大伴の氏と名に負へるますらをの伴

ひさかたの天の戸を開き、高千穂の嶺に天降った、天皇の祖先神の昔から、わが一族は櫨弓を手に握り持ち、真鹿児矢を脇にかかえて、大久米部の勇敢な男たちを先頭に立て、靱を背に山川の岩を踏み分け踏みくだいて国土を求めつつ、ちはやぶる神を平定し、反抗する人々も従え、邪悪なものを一掃して、お仕え申して来た。また、秋津島の大和の国の橿原の畝傍の宮に、宮殿の柱をりっぱに立てて天下を支配なさった皇祖の、それ以来の御位として引き継いで来た君の御代御代に、隠しへだてなく赤心を、天皇に向けて極め尽してお仕えして来た。そうした祖先代々の役目としてことばにあげて天皇が官をお授けになるわれら子孫は、一層次々と、見る人が語りつぎ聞く人が手本にするはずのものを。惜しむべき清らかなその名であるよ。あさはかに思慮して、かりそめにも祖先の名を絶やすな。大伴を氏の名にもつ大夫たちよ。

大伴宿禰家持

ttps://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/detail?cls=db_manyo&pkey=4509&dicCls=d_utabito&dicDataId=174&detaillnkIdx=0&lnkDic=true

巻20-4509 波布久受能多要受之努波牟於保吉美乃賣之思野邊尒波之米由布倍之母

延ふ葛の絶えず偲はむ大君の見しし野辺には標結ふべしも

蔓(つる)を伸ばす葛のように絶えずお慕いしよう。大君が御覧になった高円の野辺には標縄(しめなわ)を張っておくべきであるよ。

「一の鳥居」第0話のカット違いです。

大伴家持

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/大伴家持

大伴馬来田

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/大伴馬来田

大伴吹負

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/大伴吹負

天武天皇の代には、弟の吹負が常道頭(常陸国の守)を務めたとあるので、兄の馬来田も馬来田を治めた可能性は高いです。従って家持の頃、大伴家は上総国から常陸国にかけて一定の影響力があった。伴氏神社の創祀が平安京遷都時(延暦13年/794年)とされているので、一の鳥居を寄進した当時は、大伴氏は祭祀する神社を持っていなかったと考えられます。

ただ一点、疑問が残ります。

第十六話「秋の巻 第四帖」

道徳、倫理、法律はいずれも人民の作ったもの。
本質的には生まれ出た神の息吹きによらねばならん。
神も世界も人民もいずれも生長しつつあるのだ。
いつまでも同じであってはならん。三千年一切りじゃ。
今までの考え方を変えよと申してあろう。
道徳を向上させよ。倫理を新しくせよ。法律を少なくせよ。
いずれも一段ずつ上げねばならん。
今までのやり方、間違っていたことわかったであろう。
一足飛びには行かんなれど、一歩一歩上って行かなならんぞ。
じゃと申して土台を捨ててはならん。土台の上に建物建てるのじゃ。
空中楼閣 見ておれん。

昭和27年4月11日(1952年 皇紀2612年 壬辰)

何か15話がすっきりしなくて気持ち悪い108でございます。自分たち人間が作った道徳、倫理、法律すら煩悩に負け、ねじ曲げた結果が今の世の中なんですが、本日のお題にしたいのは「三千年一切り」の方です。「日月神示検索」様のサイトで「三千年」を検索すると24件出てくるのですが、「三千年に一度の時がめぐり来ているのであるぞ。」(月光の巻 第五十帖)とか、「三千年に一度という、またとない結構な時がめぐりて来ているのであるぞ、」(扶桑之巻 第十三帖)という「三千年に一度」という神示が複数出ています。実は先日「聖地巡礼」に行ってきたのですが、その間もこの三千年というキーワードが頭から離れず、先ほどに至っては「眠って起きた瞬間にこの三千年の解釈を思いついてしまった」ので、キーボードに向かう事となりました。

…夢を見ていた記憶、全くないのですが、はて?

日月神示の解釈でたびたびお世話になっている黒川柚月氏の「岡本天明伝[日月神示]夜明けの御用」ですが、天明氏の大正日日新聞社時代、社内で鎮魂帰神法が日課として行われており、天明氏に霊媒の能力があると判明すると、霊界の様子を探ろうという話になったそうで、複数の神霊からの言葉に共通するのは、神武天皇東征の人間の認識は間違っており、「約3000年前」(大正9年/1920年/皇紀2580年当時)、西方からという事だったそうです。しかしながらこの話が当時の大本において、「日ユ同祖論」に結び付けられてしまった結果、後に第二次大本教事件のトリガーになってしまうのは「時節」柄だと言えます。西方から来た神武天皇一行は、16艘の船で摂津国武庫郡今津に着岸したようですが、ここで疑問が生じます。

第一に「インターネットも無い時代、地球の裏側に等しいイスラエルの地から、その存在すら分かりようの無い日本の地に?」という事。これは長い年月をかけ、大陸沿いに良い土地を探し求めていたというのなら理解できます。紀元前1207年の出来事を記したエジプトのイスラエル石碑には「イスラエル」という言葉が記述されており、紀元前995年頃には、ダビデがエルサレムのエブス人を倒して、イスラエル王国(統一王国)を築いた事となっております。即ち地球の裏表で同時期に起こった「神武東征」を「日ユ同祖論」に結びつけるのは無理があります。占領前のカナンの地に住んでいた人たちや、前1200年のカタストロフの巻き添えを食った(周辺諸国に住んでいた)人たち、イスラエル王国滅亡後の人たちが長い放浪の末、日本にたどり着いたというのならまだ納得がいくのですが。第四話での邪馬台国当時の古代中国王朝でさえも、その隣にある島国「日本」の事を知らないに等しいのです。

第二として「神武天皇の即位は紀元前660年(辛酉)であるのが定説」ですが、そこから300年遡って紀元前960年(辛酉)、360年遡って紀元前1020年だとします。「稲荷山古墳出土鉄剣」に記述されている「通説471年」から考古学的に実在がほぼ実証されている第21代雄略天皇の治世から「1400年以上」、これだけの長い期間をたった「21代」でおさまるのだろうかという点です。雄略天皇から1400年後は「第122代明治天皇」です。どう考えても21代で済むとは思えません「人皇」だとするならば、ですが。

第三として「これが事実なら古事記と日本書紀は一切信用出来ない」という事になります。私的には、ただでさえ日本書紀については藤原氏の正当性を捏造する目的で編纂されたと考えておりますし、一方の古事記もまた、藤原氏の世の春という影響を拭い去ることが出来ないものだと思っておりますが、真の問題は「これらの記録は意図的に消されたのか否か」にあります。だとすればそれは何故か?

ここまで書いていて気が付いたのですが、イスラエルのカナン侵攻とは「神武天皇東征の裏の御用」だとすれば、第十五話「光の巻 第六帖」の「スメラ神国とユツタ(ユダヤ)神国と」の訳文の「大意」は正解なのかもしれません。第九話「地つ巻 第十七帖」で「日本の国は世界の雛形」としてアフリカ大陸を紀伊半島だと見立てておりますが、ここから逆算すると摂津国(兵庫県)武庫郡今津(西宮市)って、キプロス島を淡路島と見立てた場合、ヒッタイト辺り?(現トルコ)に見える点がちょっと残念なところ。ただ一方、そんな事ってあるかな?とも思う。現在のイスラエルによるガザ地区侵攻、パレスチナ迫害等を結びつけるのも…。一刻も早い全世界からの「シオニストロビーの排除」を望む、としか言いようがないです。ううむ。

干支

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/干支

たびたび挙げられる干支ですが、干支の起源はよく分からないのです。例えば中国においては、考古学的に実在が確認されている最古の王朝「殷」(紀元前17世紀頃 – 紀元前1046年)の時代には既に存在していたと言われております(ここでも紀元前1000年問題とは…)。古くは十干を「十日」、十二支を「十二辰」と呼んでいたとの事ですが、「干支」と呼ばれるようになったのはずっと後の後漢(25年 – 220年)からとの事。

ここで疑問に思うべきは、「神武天皇の即位が紀元前660年、960年、1020年の何れかとしても、「一年」という概念の理解(暦?)、年数経過の記憶(言い伝え?)が存在していた、歴代中国の王朝の記録にすら残されていない大陸との交流の有無などです。率直に言うなら「誰が神武天皇の即位を辛酉としたのか」という事です。中国に倣って干支で表す事にして、それまでの記録(言い伝え)から再計算したのでしょうか?

私は第十五話で十干を「十の流れ」、十二支を「十二の流れ」と言いました。さて、wikiに「10と12の最小公倍数は60なので干支は60回で一周するが、干支の組合せはすべての組合せの半数しかない。例えば、一覧01〜60で5回ある「子」のうちに、「甲子」はあるが「乙子」はない。これは、10と12に共通の約数2があるので、干支の周期が積の120ではなく、最小公倍数の60になるからである。」とあります。私たちから見た干支という仕組みは確かにそうなのですが、神様から見たらどうでしょう?確かに神様は時節を干支で述べておられます。富士(二二)の仕組みは60年で五回ですが、「十の流れ」全てとの組み合わせは「120年」かかります。「十二年おくれてゐる…」(春の巻 第五十五帖)を差し引いて、「元は十と四十七と四十八とあはせて百と五ぞ、九十五柱ざぞ。」(岩の巻 第四帖)で概ね120年ではありますが、マヤ暦よろしく短期暦みたいなのがあるかもです。

下つ巻 第十帖

八月の十日には江戸に祭りてくれよ。
アイウは縦ぞ、アヤワは横ぞ、縦横そろって十となるぞ、
十は火と水ぞ、縦横結びて力出るぞ。
何も心配ないからドシドシと神の申す通りに御用すすめてくれよ。
臣民は静かに、神は烈しき時の世 近づいたぞ。

昭和19年7月17日(1944年 皇紀2604年 甲申)

雨の巻 第十五帖

四十八音(ヨハネ)世に出るぞ、
五十音(イソネ)の六十音(ムソネ)と現れるぞ、用意なされよ。
それまでにさっぱり変えてしまうぞ、天も変わるぞ地も変わるぞ。
この方らが世建て直すと申して この方らが世に出て威張るのでないぞ、
世建て直して世は臣民に任せてこの方らは隠居じゃ、隠れ身じゃぞ。
地から世持ちて嬉し嬉しと申すこと楽しみぞ、子供よ、親の心よく汲み取ってくれよ。
この神示読まないでやれるならやってみよれ、あちらでこつん こちらで崩れじゃ、
大事な仕組み 早う申せば邪魔入るし、
申さないではわからんし、何にしても素直に致すが一番の近道だぞ、
素直になれんのは小才があるからだぞ。鼻高じゃからだぞ。
神の国は神の国のやり方あると申してあろうがな、
良きは取り入れ悪しきは捨てて皆気つけ合って神の国は神の国じゃぞ、
金は金じゃ、銀は銀じゃと申してあろうがな、盲ならんぞ、
カイの御用もオワリの仕組みも何もかも裏表あるのだぞ、
裏と表の外に裏表あるぞ、ウオヱであるぞ、アとヤとワだぞ、三つあるから道だぞ、
神前に向かって大きくキを吸い肚に入れて下座に向かって吐き出せよ、
八度繰り返せよ、神のキ頂くのだぞ、キとミとのあいの霊気頂くのだぞ。
ひふみがヨハネとなり、五十連となりなって十二の流れとなるのだぞ、
ムがウになるぞ、ンになるぞ、
ヤとワと掘り出して十二の流れ結構だぞ。知らせてあろうがな、
これまでの考え方やり方致すなら建て替えではないぞ、
何もかも上中下すっかりと建て替えるのだぞ、
外国は竜宮の音秘様ぐれんと引っ繰り返しなさるのだぞ、
竜宮の音秘様、雨の神様の御活動 激しきぞ。
今度 次の大層が出て来たらいよいよだぞ。最後の十十👁(透答命)だぞ、
今度こそ猶予ならんのだぞ、キリキリであるから用意なされよ、
三四月気つけよ、キ切れるぞ。
信心なき者ドシドシ取り替えるぞ、この中、誠一つに清めて下されよ、
天明(岡本天明)まだまだだぞ、世の元の型まだまだだぞ、
神の仕組み成就せんぞ、神人共にと申してあろうがな、神厳しきぞ、
ぬらりくらりとぬるくって厳しきぞと、申してあろうがな。
役員多くなくても心そろえて胴すえておりて下されよ、
神がするのであるから この世に足場作りておって下されよ、
神 無理申さんぞと申してあろうがな、けれどもちっとも気許しならんのだぞ。
身魂相当に皆させてあろうがな、掃除早うせよ、
己の戦まだ済んでいないであろうが、洗濯掃除 早う結構ぞ、
この方の神示元とわかりながら他の教えでこの道開こうとて開けはせんのだぞ、
鏡曇っているから曲がって写るのだぞ、
一人の改心ではまだまだぞ、一家そろって皆改心して手引き合ってやれよ、
外国人も日本人もないのだぞ、外国外国と隔て心 悪じゃぞ。

昭和20年12月19日(1945年 皇紀2605年 乙酉)

夜明けの巻 第十三帖

あら楽し、すがすがし、世は朝晴れたり、昼晴れたり、夜も晴れたり。
あら楽し、すがすがし、世は岩戸明けたり、待ちに待ちし岩戸開けたり。

この神示の臣民と言うても、人間界ばかりでないぞ。
神界幽界のことも言って知らせてあると、申してあろうが。
取り違い慢心一等恐いと申してあろうが。
祭典、国民服もんぺでも良いぞ。
天明(岡本天明)まつりの真似するでないぞ。役員まつりせい。何も言うでないぞ。
言って良い時は知らせるぞよ。わかったか。
仕える者無き宮、産土様の真下にいくら祀ってもよいぞ。
天明は祈れ。祈れ。天に祈れ、地に祈れ、
引き潮の時引けよ。満ち潮の時進めよ。大難小難にと役員も祈れよ。
口先ばかりでなく、誠祈れよ。祈らねばならんぞ。口先ばかりでは悪となるぞ。わかったか。
今度は借銭済しになるまでやめんから、誰によらず借銭無くなるまで苦しい行せなならんぞ、
借銭なしでないと、お土の上には住めんことに今度はなるぞ。
イシの人と、キの人と、ヒの人と、ミヅの人と、できるぞ。
今にチリチリバラバラに一時はなるのであるから、その覚悟よいか。
毎度知らせてあること忘れるなよ。神示 腹の腹底まで浸むまで読んで下されよ。神頼むぞ。
悟った方 神示説けよ。解いて聞かせよ。役員 皆 説けよ。信じる者 皆 人に知らせてやれよ。
神示読んで嬉しかったら、知らせてやれよ申してあろうが。
天明は神示書かす役ぞ。アホになれと申してあろうが、まだまだぞ、役員 気つけてくれよ。
神示の代わりにミ身に知らせると申してある時来たぞ。いよいよの時ぞ。
神示で知らせることの始めは済みたぞ。実身掃除せよ。ミ身に知らすぞ。実身に聞かすぞ、
聞かな聞くようにして知らすぞ。つらいなれど、我慢せよ。ゆめゆめ利巧出すでないぞ。
わかったか、百姓にもなれ、大工にもなれ、絵描きにもなれ。
何にでもなれるようにしてあるでないか。役員も同様ぞ。
集団作るでないぞ、金取るでないぞ、神に供えられたものはみな分けて、
喜ばせてやれと申してあろうが。この方 喜ぶこと好きぞ、好きのこと栄えるぞ。弥栄えるぞ。
信者作るでないぞ。道伝えなならんぞ。取り違いせんように慢心せんように、
生まれ赤児の心で神示読めよ。神示いただけよ。
日本の臣民 皆勇むよう、祈りてくれよ。世界の人民 皆喜ぶ世が来るよう 祈りてくれよ。
てんし様まつれよ。みことに服ろえよ。このことできれば他に何もわからんでも、峠越せるぞ。
御民いのち捨てて生命に生きよ。

「鳥鳴く声す夢覚ませ、見よ あけ渡るひむかしを、空色晴れて沖つ辺に、千船行きかう靄の裡」

「いろは、にほへとち、りぬるをわかよ、たれそ、つねならむ、うゐのおくやま、
 けふこ、えてあさき、ゆめみしゑひもせすん」

「アオウエイ、カコクケキ、サソスセシ、タトツテチ、ナノヌネニ、ハホフヘヒ、
 マモムメミ、ヤヨユエイ、ラロルレリ、ワヲウヱヰ」

「アイウエオ、ヤイユエヨ、ワヰエヲ、カキクケコ、サシスセソ、タチツテト、
 ナニヌネノ、ハヒフヘホ、マミムメモ、ヤイユエヨ、ラリルレロ、ワヰウヱヲ」

五十九柱ぞ。この巻夜明けの巻とせよ。この十二の巻 よく腹に入れておけば何でもわかるぞ。
無事に峠越せるぞ。わからんことは自分で伺えよ。それぞれに取れるぞ。

天津日嗣皇尊 弥栄弥栄。あら楽し、あら楽し、あなさやけ、あなさやけ、おけ。
一二三四五六七八九十百千卍。

昭和20年8月10日(1945年 皇紀2605年 乙酉)

「十の流れ」と「十二の流れ」とは基本、横の流れです。これらにそれぞれ縦の五つを結ぶと「五十音(イソネ)の六十音(ムソネ)と現れる」のでしょう。ところで夜明けの巻 第十三帖の五十九柱、一文字足らないように見えますが、「ムがウになるぞ、ンになる」のなら六十です。さて、先ほど同様に五十音(イソネ)の六十音(ムソネ)、全ての組み合わせは「三千」になります。多分これが「三千年」の仕組みではないかと思います。とはいえ、その意味するところが解っている訳では無いですが。

第十一話「春の巻 第一帖」

新しき御代の始めのタツの年、スメ大神の生まれ出で給いぬ。
皆々御苦労ながら、グルグル廻って始めからじゃと申してあろうが。
始めの始めと始めが違うぞ。皆始めヒからじゃ。赤児になって出直せよ。
ハラで見、ハラで聞き、ハラで話せよ。ハラには間違いないのじゃ。
祈りばかりでは祈り地獄、神から光頂けるように理つけねばならん。
水は低きに流れるぞ。喜びに叶う心、喜びの行あるところ喜び来るのじゃ。
喜びにも正しきと曲がれるとあるぞ。
無限段階あるのじゃ。心して迷わんように致してくれよ。
ここは光の理伝え、行うところ、教えでないと申してあろう。
教えは教えにすぎん。理でなくては、今度はならんのじゃ。
天の理、地の理もろもろの理、カタ早う急ぐぞ。
教えは局部的、時、所で違うのじゃ。迷信となるぞ。ハラが神であるぞ。

昭和27年1月27日(旧元旦)(1952年 皇紀2612年 壬辰)

昔、偶然見かけた風景なんですけどね、雲?が地表に垂れこめて「たつ」のように見えたので。写真1枚じゃ収まらなかったのでパノラマ写真にしていたんですよ。撮っておくもんですね。もっとも干支の「辰」とは「振」(しん:「ふるう」「ととのう」の意味)であり、草木の形が整った状態を表しているらしいです。以前、「酉」が収穫後の酒造りの季節に当てはめられたと書きましたが、辰も春に該当する季節とされております。旧暦で3月(概ね新暦4月)あたりでしょうか。それはそうと「新しき御代の始めのタツの年」って神示、もう一つあるのです。

紫金之巻 第九帖

新しき御代のはじめの【たつ】の年、あれ出でましぬ 隠れいし神。
かくり世もうつし御国の一筋の光の国と咲きそめにけり。

昭和36年記述日不明(1961年 皇紀2621年 辛丑)

この神示意識してじゃないでしょうが、今年はやたら「辰の年」って連呼されているような気がします。日月神示分析業界?でも2024年をこの「辰の年」に比定しているところを見かけます。まず、この両者の違いとして、春の巻の方は実際に壬辰の年に降りた神示ですが、紫金之巻の方は辛丑です。この記述日不明というのが意味不明なのですが、実際に辛丑の年に出た神示であるならば、この両者は異なる時期を指していると考えられます。というのも春の巻の方は二行目以降が明らかに苦情のように見えます。この苦情は、誰に対して何を指しているのでしょう?

岡本天明伝[日月神示]夜明けの御用(黒川柚月氏・著)では、当時のひかり教会の会員たちは、富士山が爆発する、第三次世界大戦が始まり「この世の大立替」が来ると信じて活動していたと述べられています。その根拠が「磐戸の巻 第十六帖」かもしれません。

磐戸の巻 第十六帖

世の元からの生き神がそろって現れたら、皆腰抜かして、目パチクリさせて、
もの言えんようになるのだぞ。
神徳もらった臣民でないと中々越せん峠だぞ、神徳はいくらでも背負いきれんまでにやるぞ、
大きい器持ってござれよ、掃除した大きい入れものいくらでも持ってござれよ、
神界にはビクともせぬ仕組みできているのだから安心して御用つとめてくれよ。
今度はマコトの神の力でないと何もできはせんぞと申してあろうが、
日本の国は小さいが天と地との神力強い、神のマコトの元の国であるぞ。
洗濯と申すのは何事にもよらん、人間心捨てて仕舞って、
智恵や学に頼らずに、神の申すこと一つも疑わず生まれ赤子の心のうぶ心になって、神の教え守ることぞ。
ミタマ磨きと申すのは、神から授かっているミタマの命令に従って、
肉体心捨ててしまって、神の申す通り背かんようにすることぞ。
学や智を力と頼むうちはミタマ磨けんのだ。
学越えた学、智越えた智は、神の学、神の智だということわからんか、
今度の岩戸開きはミタマから、根本から変えていくのだから、中々であるぞ、
天災や戦ばかりでは中々埒あかんぞ、根本の改めだぞ。
小さいこと思っていると わからんことになると申してあろうがな、
この道理よく肚に入れて下されよ、
今度は上中下三段にわけてあるミタマの因縁によって、
それぞれに目鼻つけて、悪も改心させて、
善も改心させての岩戸開きだから、
根本から作り変えるよりはどれだけ難しいか、大層な骨折りだぞよ。
叱るばかりでは改心できんから喜ばせて改心させることも守護神にあってはあるのだぞ、
聞き分けよい守護神殿 少ないぞ、聞き分け良い悪の神、早く改心するぞ、聞き分け悪き善の守護神あるぞ。
この道の役員は昔からの因縁によってミタマ調べて引き寄せて御用させてあるのだ。めったに見当狂わんぞ、
神は綱かけたら中々放さんぞ、逃げられるならば逃げてみよれ、
くるくる廻って また始めからお出直しで御用せねばならんようになって来るぞ。
ミタマ磨け出したら病神などドンドン逃げ出すぞ、
出雲の神様 大切申せと知らせてあること忘れるなよ。
子の歳真ん中にして前後十年が正念場、世の建て替えは水と火とだぞ。
ひつじの三月三日、五月五日は結構な日ぞ。

昭和20年1月14日(1945年 皇紀2605年 乙酉)

どうも昭和23年(1948年)の戊子をこの神示に比定していたらしい事、建て替えを「富士山が爆発する、戦争が始まる事」と解釈していたようなのです。実際昭和23年が過ぎると、次は昭和35年庚子というように。

元号西暦干支※1※2※3※4関係する神示出来事
大正10年1921年辛酉三十帖/一帖マコトのことはトリの年日本・米国・英国・フランス、四か国条約、バーデン=バーデンの密約
大正11年1922年壬戌一帖/三十帖〇/十ソビエト連邦成立。コミンテルン日本支部・日本共産党創立。国際連盟がイギリスのパレスチナ支配を正式に承認。
大正12年1923年癸亥二帖/二十九帖一/九関東大震災、排日移民法(ジョンソン=リード法)
大正13年1924年甲子三帖/二十八帖二/八皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)と良子女王(後の香淳皇后)が結婚
大正14年1925年乙丑四帖/二十七帖三/七日ソ基本条約締結
大正15年
昭和元年
1926年丙寅五帖/二十六帖四/六大正天皇崩御、摂政皇太子裕仁親王が践祚
昭和2年1927年丁卯六帖/二十五帖五/五大正天皇大喪、南京事件
昭和3年1928年戊辰七帖/二十四帖六/四昭和天皇の即位の礼挙行、コミンテルン1928年テーゼ
昭和4年1929年己巳八帖/二十三帖七/三スターリンの独裁体制が確立、四・一六事件
昭和5年1930年庚午九帖/二十二帖八/二共産党員全国一斉検挙開始
昭和6年1931年辛未十帖/二十一帖九/一三月事件、柳条湖事件→満洲事変、十月事件(錦旗革命事件)、コミンテルン指令1931年
昭和7年1932年壬申十一帖/二十帖十/〇第一次上海事変、五・一五事件、司法官赤化事件
昭和8年1933年癸酉十二帖/十九帖マコトのことはトリの年、十二年遅れているのを取り戻すのであるから皇太子明仁親王誕生、フランクリン・ルーズベルトが米大統領に就任
昭和9年1934年甲戌十三帖/十八帖〇/十陸軍省が国防の本義と其強化の提唱を配布、陸軍士官学校事件
昭和10年1935年乙亥十四帖/十七帖一/九永田鉄山暗殺事件(相沢事件)
昭和11年1936年丙子当歳十五帖/十六帖二/八ニ・ニ六事件、西安事件
昭和12年1937年丁丑二歳十六帖/十五帖三/七日中戦争、コミンテルン指令1937年、隔離演説
昭和13年1938年戊寅三歳十七帖/十四帖四/六国際連盟加盟国の対日経済制裁
昭和14年1939年己卯四歳十八帖/十三帖五/五日米通商航海条約破棄通告
昭和15年1940年庚辰五歳十九帖/十二帖六/四仏印進駐、日独伊三国同盟、世界最終戦論
昭和16年1941年辛巳六歳二十帖/十一帖七/三ゾルゲ事件、大東亜戦争開戦
昭和17年1942年壬午七歳二十一帖/十帖八/二ミッドウェー海戦
昭和18年1943年癸未八歳二十二帖/九帖九/一イタリア降伏、連合国へ寝返り
昭和19年1944年甲申九歳二十三帖/八帖十/〇九歳は神界の紀の年昭和東南海地震
昭和20年1945年乙酉十歳二十四帖/七帖旧九月八日とどめぞ大東亜戦争終戦
昭和21年1946年丙戌ひ/け二十五帖/六帖〇/十01 ア/ヲこれで一の御用は済みたぞ新日本建設に関する詔書
昭和22年1947年丁亥ふ/れ二十六帖/五帖一/九02 イ/ヱ神の仕組一切り、言答明けたる今日ぞ日本国憲法施行
昭和23年1948年戊子み/ほ二十七帖/四帖二/八03 ウ/ウ子の歳真ん中にして前後十年が正念場極東国際軍事裁判判決
昭和24年1949年己丑よ/ゑ二十八帖/三帖三/七04 エ/ヰ昭和24年台風第9号、湯川秀樹、ノーベル物理学賞受賞
昭和25年1950年庚寅い/せ二十九帖/二帖四/六05 オ/ワ昭和25年台風第28号、朝鮮戦争
昭和26年1951年辛卯む/あ三十帖/一帖五/五06 ㋳/ロ旧日米安保条約
昭和27年1952年壬辰な/す+一帖六/四07 ㋑/レサンフランシスコ平和条約発効
昭和28年1953年癸巳や/ま+二帖七/三08 ㋴/ル昭和28年西日本水害、アイゼンハワー「平和のための原子力」演説
昭和29年1954年甲午こ/の+三帖八/二09 ㋓/リ第五福竜丸がビキニ環礁においてアメリカの水爆実験によって被爆、第一回ビルダーバーグ会議
昭和30年1955年乙未と/て+四帖九/一10 ㋵/ラ55年体制確立
昭和31年1956年丙申も/へ+五帖十/〇11 ㋻/ヨ日ソ共同宣言
昭和32年1957年丁酉ち/り+六帖12 ㋼/エマコトのことはトリの年東海村原子炉JRR-1臨界
昭和33年1958年戊戌る/さ+七帖〇/十13 ㋽/ユ欧州経済共同体設立
昭和34年1959年己亥ら/に+八帖一/九14 ㋾/イ伊勢湾台風、ハワイがアメリカ50番目の州となる
昭和35年1960年庚子ね/え+九帖二/八15 カ/ヤ60年安保条約、所得倍増計画
昭和36年1961年辛丑し/お+十帖三/七16 キ/モ十年遅れると申してあるがアイゼンハワー退任演説
昭和37年1962年壬寅き/う四/六17 ク/メ東京都が世界初の常住人口1000万人突破
昭和38年1963年癸卯る/か五/五18 ケ/ムケネディー大統領暗殺事件
昭和39年1964年甲辰ゆ/め六/四19 コ/ミベトナム戦争、1964年東京オリンピック
昭和40年1965年乙巳ゐ/く七/三20 サ/マ国際連合安全保障理事会非常任理事国に当選
昭和41年1966年丙午つ/は八/二21 シ/ホ総人口一億人突破
昭和42年1967年丁未わ/た九/一22 ス/ヘブリュッセル条約
昭和43年1968年戊申ぬ/を十/〇23 セ/フイタイイタイ病公害病認定、カネミ油脂事件
昭和44年1969年己酉そ/そ24 ソ/ヒマコトのことはトリの年日本のGNPが西ドイツを抜き世界第2位に
昭和45年1970年庚戌を/ぬ〇/十25 タ/ハ核拡散防止条約、よど号ハイジャック事件
昭和46年1971年辛亥た/わ一/九26 チ/ノ世界経済フォーラム設立、ダボス会議
昭和47年1972年壬子は/つ二/八27 ツ/ネ沖縄返還、台湾日本との国交断絶
昭和48年1973年癸丑く/ゐ三/七28 テ/ヌ第1次オイルショック
昭和49年1974年甲寅め/ゆ四/六29 ト/ニウォーターゲート事件
昭和50年1975年乙卯か/る五/五30 ナ/ナベトナム戦争終結
昭和51年1976年丙辰う/き六/四31 ニ/トロッキード事件、ベレンコ中尉亡命事件
昭和52年1977年丁巳お/し七/三32 ヌ/テ横田めぐみさん拉致事件
昭和53年1978年戊午え/ね八/二33 ネ/ツ第2次オイルショック、日中平和友好条約
昭和54年1979年己未に/ら九/一34 ノ/チスリーマイル島原発事故
昭和55年1980年庚申さ/る十/〇35 ハ/タ1980年モスクワオリンピックボイコット
昭和56年1981年辛酉り/ち三十帖/一帖36 ヒ/ソマコトのことはトリの年敦賀発電所放射能漏れ事故、レーガノミクス
昭和57年1982年壬戌へ/も一帖/三十帖〇/十37 フ/セ第8回先進国首脳会議
昭和58年1983年癸亥て/と二帖/二十九帖一/九38 ヘ/ス戸塚ヨットスクール事件
昭和59年1984年甲子の/こ三帖/二十八帖二/八39 ホ/シグリコ森永事件
昭和60年1985年乙丑ま/や四帖/二十七帖三/七40 マ/サプラザ合意・日本航空123便墜落事故
昭和61年1986年丙寅す/な五帖/二十六帖四/六41 ミ/コ三井物産マニラ支店長誘拐事件
昭和62年1987年丁卯あ/む六帖/二十五帖五/五42 ム/ケルーブル合意、国鉄分割民営化
昭和63年1988年戊辰せ/い七帖/二十四帖六/四43 メ/クソ連がペレストロイカ開始
昭和64年
平成元年
1989年己巳ゑ/よ八帖/二十三帖七/三44 モ/キ昭和天皇崩御、平成天皇即位、消費税導入
平成2年1990年庚午ほ/み九帖/二十二帖八/二45 ヤ/カ湾岸戦争
平成3年1991年辛未れ/ふ十帖/二十一帖九/一46 イ/㋾バブル崩壊、ソ連崩壊
平成4年1992年壬申け/ひ十一帖/二十帖十/〇47 ユ/㋽バブル景気「公式」終結、就職氷河期元年、アジェンダ21
平成5年1993年癸酉い/ん十二帖/十九帖48 エ/㋼マコトのことはトリの年55年体制崩壊
平成6年1994年甲戌ろ/す十三帖/十八帖〇/十49 ヨ/㋻天明九十六才七ヶ月、ひらく、四十九、天明 神示書かす御役ぞ松本サリン事件
平成7年1995年乙亥は/せ十四帖/十七帖一/九50 ラ/㋵阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件
平成8年1996年丙子に/も十五帖/十六帖二/八51 リ/㋓薬害エイズ事件民事和解成立
平成9年1997年丁丑ほ/ひ十六帖/十五帖三/七52 ル/㋴消費税増税、日本銀行法全面改正案可決成立
平成10年1998年戊寅へ/ゑ十七帖/十四帖四/六53 レ/㋑完全失業率4.1%、Google設立
平成11年1999年己卯と/し十八帖/十三帖五/五54 ロ/㋳東海村JCO臨界事故、労働者派遣法規制緩和
平成12年2000年庚辰ち/み十九帖/十二帖六/四55 ワ/オミレニアム開発目標(MDGs)
平成13年2001年辛巳り/め二十帖/十一帖七/三56 ヰ/エ第1次小泉内閣、アメリカ同時多発テロ事件
平成14年2002年壬午ぬ/ゆ二十一帖/十帖八/二57 ウ/ウ持続可能な開発に関する世界首脳会議
平成15年2003年癸未る/き二十二帖/九帖九/一58 ヱ/イ第二次湾岸戦争、SARS-CoV-1発生
平成16年2004年甲申を/さ二十三帖/八帖十/〇59 ヲ/ア製造業務への労働者派遣解禁
平成17年2005年乙酉わ/あ二十四帖/七帖マコトのことはトリの年地球温暖化防止条約京都議定書発効、郵政解散
平成18年2006年丙戌か/て二十五帖/六帖〇/十第1次安倍内閣、ライブドア事件
平成19年2007年丁亥よ/え二十六帖/五帖一/九安倍晋三首相辞任、郵政民営化
平成20年2008年戊子た/こ二十七帖/四帖二/八リーマン・ショック、世界同時株安
平成21年2009年己丑れ/ふ二十八帖/三帖三/七鳩山内閣、欧州連合リスボン条約発効
平成22年2010年庚寅そ/け二十九帖/二帖四/六尖閣諸島中国漁船衝突事件
平成23年2011年辛卯つ/ま三十帖/一帖五/五東日本大震災、福島第一原子力発電所事故
平成24年2012年壬辰ね/や一帖/三十帖六/四持続可能な開発に関する国連会議(リオ+20)、第2次安倍内閣
平成25年2013年癸巳な/く二帖/二十九帖七/三日本の竹島領有権を主張する動画を公開
平成26年2014年甲午ら/お三帖/二十八帖八/二日ロ首脳会談、クリミア危機
平成27年2015年乙未む/の四帖/二十七帖九/一持続可能な開発のための2030アジェンダ、持続可能な開発目標(SDGs)
平成28年2016年丙申う/ゐ五帖/二十六帖十/〇COP21パリ協定
平成29年2017年丁酉ゐ/う六帖/二十五帖マコトのことはトリの年ドナルド・トランプ米大統領就任
平成30年2018年戊戌の/む七帖/二十四帖〇/十築地市場営業終了
平成31年
令和元年
2019年己亥お/ら八帖/二十三帖一/九令和天皇即位、イベント201、SARS-CoV-2発生
令和2年2020年庚子く/な九帖/二十二帖二/八世界経済フォーラム第50回年次総会(グレートリセット)、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく初の緊急事態宣言を発令
令和3年2021年辛丑や/ね十帖/二十一帖三/七延期されていた2020年東京オリンピック・パラリンピックを開催、ジョー・バイデン米大統領就任
令和4年2022年壬寅ま/つ十一帖/二十帖四/六ロシアがウクライナ侵攻、安倍晋三銃撃事件
令和5年2023年癸卯け/そ十二帖/十九帖五/五イスラエルがハマスを言い訳にしてガザ地区のパレスチナ人を大量虐殺開始、自由民主党5派閥における政治資金パーティー収入裏金問題
令和6年2024年甲辰ふ/れ十三帖/十八帖六/四令和6年能登半島地震、羽田空港地上衝突事故
2025年乙巳こ/た十四帖/十七帖七/三
2026年丙午え/よ十五帖/十六帖八/二
2027年丁未て/か十六帖/十五帖九/一
2028年戊申あ/わ十七帖/十四帖十/〇
2029年己酉さ/を十八帖/十三帖マコトのことはトリの年
2030年庚戌き/る十九帖/十二帖〇/十
2031年辛亥ゆ/ぬ二十帖/十一帖一/九
2032年壬子め/り二十一帖/十帖二/八
2033年癸丑み/ち二十二帖/九帖三/七
2034年甲寅し/と二十三帖/八帖四/六
2035年乙卯ゑ/へ二十四帖/七帖五/五宵の明星が東へ廻っていたら、いよいよだぞ2035年9月2日皆既月食、太陽の左下に金星
2036年丙辰ひ/ほ二十五帖/六帖六/四
2037年丁巳も/に二十六帖/五帖七/三
2038年戊午せ/は二十七帖/四帖八/二
2039年己未す/ろ二十八帖/三帖九/一
2040年庚申ん/い二十九帖/二帖十/〇
2041年辛酉三十帖/一帖マコトのことはトリの年、↓大いなるタメシ?
2042年壬戌
2043年癸亥
2044年甲子
※1 :元は十と四十七と四十八
※2 :三十年一切ぞ :建て替えが十年延びた
※3 :宮/富士(〇九十):(一二三/春マケ):(三四五/夏マケ)
:(五六七/秋マケ):(七八九/冬マケ):(八九十/ハルマゲドン)
※4 :元の人三人、その下に七人、その下に七七、四十九人、合して五十九
※注 一柱一年と思いますが、実際は翌年に被ると思います。

春の巻は昭和27年の旧元旦の神示です。一行目は新年の挨拶と「スメ大神の生まれ出で給いぬ。」のダブルミーニングと思います。問題は二行目以降で、大正10年(1921年)辛酉から「三十年一切ぞ」建て替え三十年が行われているなら、それが1ラウンド終わった直後であり、「グルグル廻って始めから」の可能性があります。もっとも、ここで「建て替えが十年延びた」(祭りの巻 第二十一帖)が無視されていますが、60年で建て替え30年づつが常時行われていると仮定するなら、次に繰り越されても大した問題は無いのかもしれません。「始めの始めと始めが違うぞ。皆始めヒからじゃ。」というのは「神初め」と建て替えは違うからでしょう。「建て替え三十年」は大正10年(1921年)辛酉から始まって、「はじめの御用」は昭和8年(1933年)癸酉からなので「十二年遅れているのを取り戻すのであるから」(春の巻 第五十五帖)になると。唯一の例外「元は十と四十七と四十八と合わせて百と五ぞ、九十五柱だぞ。」(岩の巻 第四帖)は、「十柱」と、ひふみ四十七音の「かずたま」と、いろは四十八音の「いろたま」の数の合計を、最終年である2041年辛酉に合わせるためだと推測しております。恐らくひかり教会の人たちは、この神示が105年(120年とも)にも及ぶとは思っていなかったのかもしれません。そして「三四五みよいづ」の御用と建て替えの意味を誤認している可能性があります。

青葉の巻 第十五帖

世の建て替えと申すのは、身魂の建て替えだから取り違いせんよう致されよ、
ミタマとは身と霊であるぞ、
今の学ある人民 ミばかりで建て替えするつもりでいるから、
タマがわからんから、いくらあせっても汗流しても建て替えできんのだぞ。
天地の秋来ていることは大方の人民にはわかっておりて、
さあ建て替えじゃと申しても、肝腎のタマがわからんから成就せんのだぞ。
神示読んでタマ早う掃除せよ、
世界から見るから日本が日本ぞ、もう一つ上の世界から見れば世界は日本ぞ、神国だぞ、
今までは大地の先祖の大神様の血統を落としてしまって途中からの代わりの神でありたから、
まぜこぜしたから世が乱れに乱れてしもうたのじゃぞ、
知らせてあろうがな、よく納得してくれよ、人民 皆その通りになっているのじゃ。

昭和22年8月4日(1947年 皇紀2607年 丁亥)

とすると、磐戸の巻 第十六帖の方を先に検証しなければなりません。まずは「世の建て替えは水と火とだぞ。」と言っている点からです。「火」とは、1954年3月1日にビキニ環礁で行ったアメリカの水素爆弾実験で、第五福竜丸が多量の放射性降下物(死の灰)を浴びた事でしょう。無線長だった久保山愛吉さん(当時40歳)が「原水爆による犠牲者は、私で最後にして欲しい」と遺言して亡くなった事(1954年9月23日)も、反核運動へのトリガーになって署名数は同年12月14日時点で20,081,232筆にも及びました。それなのに原子力発電に邁進するとは…未だに後始末すら出来ないのに。使用済み核燃料片せるようになってからっていうのが筋ではないのか?だから勝海舟先生に「文明流になさい」って言われちゃうんだと思うのです。第8話でも上げた風の巻 第五帖で「今の文明無くせんと申してあろうが、文明残してカスだけ(のう)に致すのじゃ」って述べておられますが、これ日月の巻 第十九帖に係っているのだと思います。

日月の巻 第十九帖

今のやり方、考え方が間違っているからぞ。
洗濯せよ掃除せよと申すのは これまでのやり方考え方をスクリと改めることぞ。
一度罷りたと思え。
掃除して何もかも綺麗にすれば神の光りスクリと光り輝くぞ。
ゴモク捨てよと申してあろうがな。人の心ほど怖いものないのだぞ。
奥山に紅葉あるうちにと申すこと忘れるなよ。
北に気つけよ。神の詞の仕組み よく腹に入れておいて下されよ。
今度の更つの世の元となるのだぞ。

昭和19年11月7日(1944年 皇紀2604年 甲申)

早うカスを無害に出来るようにしなくてはなりません。放射線を電気へ変換する直接発電、ベータボルタ電池とか現時点では最高のアイディアではないかと。

水は、昭和24年(1949年)のジュディス台風(昭和24年台風第9号)や、昭和25年(1950年)のジェーン台風(昭和25年台風第28号)、昭和28年西日本水害(1953年)等が挙げられます。10年から外れますが、昭和34年(1959年)伊勢湾台風は、第二次世界大戦後の自然災害中、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)、1995年1月17日の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)に次ぐ被害であり、台風災害としては最悪になってしまいました。これだけ揃えば「子の歳真ん中にして前後十年が正念場」とは、天明氏の予想通り「昭和23年(1948年)戊子」だと解釈しても良さそうです。全くイヤな検証だ。

それ故に磐戸の巻 第十六帖の「くるくる廻って また始めからお出直しで御用せねばならんようになって来るぞ。」とは、春の巻 第一帖の「皆々御苦労ながら、グルグル廻って始めからじゃと申してあろうが」に係ってくるわけです。これは仕方ないのです、リアルタイムで現象と照らし合わせていく事の難しさ、考え方が異なる会員たちの渦中に身を置きながらも、一方で神様の御用を続けていく事を考えるならば。それに昭和23年当時、天明氏と佳代子夫人は共に病床の身だったそうです。

一方の紫金之巻 第九帖は、春の巻の「スメ大神の生まれ出で給いぬ」に対して、「あれ出でましぬ 隠れいし神」になっております。この両者が異なる神様かどうかは分かりませんが、以下の神示が関係しているかもしれません。

空の巻 第二帖

ひふみゆらゆらと一回二回三回唱えまつれよ、蘇えるぞ。
次に人は道真ん中にしてワとなり、皆の者 集まりてお互いに拝み、
中心にまつりまつり結構ぞ、節分からでよいぞ。
このお道の導きの親 尊べよ、
どんなことあっても上に立てねばならんぞ、順乱しては神の働きないと申してあろうがな。
直会には神の座 上に作らなならんのだぞ、神人共にと申してあろうがな、
まだわからんのか、順正しく礼儀正しく神にも人にも仕えまつれよ。
束ねの神は、束ねの人はあとからじゃ、あとから出るぞ。

昭和22年1月1日(1947年 皇紀2607年 丁亥)

月光の巻 第五十帖

何も難しいこと申すのではない。
自分の、内の自分を洗濯して明らかに磨けば良いのじゃ。
内にあるものを浄化すれば、外から近づくものが変わって来る道理。
内の自分を洗濯せずにいて、汚いものが近づくとか、世の中が暗いとか、
不平申してござるなれど、そこにそなたの間違いがあるぞ。
木でも草でも中から大きくなって行くのじゃ。
三千年に一度の時がめぐり来ているのであるぞ。
為せば成る時が来ているのじゃ。為さねば後悔ぞ。
時過ぎて種蒔いても、くたびれもうけ。
そなたは世の中が悪いとか人が良くないとか申しているが、すべては大神の肚の中にいて、
一応大神が許しなされておればこそ存在し、生命しているのであるぞ。
悪く映るのは心の鏡が曇っているからぞ。悪い世の中、悪い人と申すことは、
神を悪く申し、神界が悪いのじゃと申すのと同じであるぞ。
新しき世界には【新しき天詞】をこしらえねばならん。このこと間違えるでないぞ。
珍しき御型(方)が出て来てびっくりじゃ。びっくりしなければヒックリとはならんぞ。
神は今まで化けに化けていたが、もう化けてはおられん。人民ももう化けてはおられんぞ。
九分九厘までは化けて、我慢していたなれど、化けの世、方便の世、方便の教えは済んだのじゃ。
教えでは世は正されん。教えの集いは潰れてしまうのじゃ。
無理してはならん。そなたの無理押しは良いことを悪く曲げるぞ。

昭和34年3月3日(1959年 皇紀2619年 己亥)

月光の巻 第五十帖の「珍しき御型(方)」は、この業界では有名で、「次の世の型」に比定されているそうです。それよりも私が気になっているのが、空の巻 第二帖の「束ねの神は、束ねの人はあとからじゃ、あとから出るぞ」というフレーズの方です。…もし、この三つの神示が同じ方を指しているのだとしたら、それは最後の「八九十」の時代の、私たちの想像が及ばないような話なのかもしれません。

雨の巻 第四帖

世界の臣民 皆手引き合っていく時来たくらい申さないでもわかっているであろうが、
それでもまだ一苦労二苦労あるぞ、
頭でわかっても肚でわからねば、発根の改心できねば、まだまだ辛い目に会うのだぞ、
人民 自分で首くくるようなことになるのだぞ、わかったであろう。
天の御三体の大神様と 地のお土の先祖様でないと今度の根本のお建て替えできんのだぞ、
わかっても中々わからんであろうがな。洗濯足らんのであるぞ。
今度はめんめにめんめの心改めて下されよ、
神は改めてあるが、神から改めさすのでは人民可哀想だから めんめめんめで改めて下されよ、
改まっただけ おかげあるのだぞ。
今度の岩戸開いたら末代のことだぞ、天地の違いに何事も違うのだぞ。
信者引っ張りに行ってくれるなよ、神が引き寄せるから、役員のところへも引き寄せるから、
訪ねて来た人民に親切尽くして喜ばせてやれと申してあろうが、
人民喜べば神嬉しきぞと申してあろうが、草木喜ばせてやれよ、
神示よく読めば どうしたら草木動物喜ぶかということも知らせてあるのだぞ、
今までの心 大河に流してしまえば何もかもよくわかって嬉し嬉しとなるのだぞ、
まだまだ世界は日に日にせわしくなって言うに言われんことになって来るのだから、
表面ばかり見ているとわからんから、心大きく世界の民として世界に目とどけてくれよ、
元のキの神の子と、渡って来た神の子と、渡って来る神の子と三つそろってしまわねばならんのぞ、
アとヤとワと申してあるが段々にわかって来るのだぞ。
実地のことは実地の誠の生き神でないとできはせんぞ、臣民はお手伝いぞ、
雨風さえどうにもならんであろうが、
生き物なんで息しているか、それさえわからないでいて何でもわかっていると思っているが鼻高ぞと申すのだ、
今のうちに改心すれば名は現さずに許して良き方にまわしてやるぞ、早う心改めよ。

昭和20年10月16日(1945年 皇紀2605年 乙酉)

第十話「黄金の巻 第五十四帖」

目的よくても実行の時に悪い念入ると悪魔に魅入られるぞ。心せよ。
雨、風、岩、いよいよ荒れの時節じゃ。
世界に何とも言われんことが、病もわからん病がはげしくなるぞ。
食うべきものでない悪食うて生きねばならん時来るぞ。
悪を消化する胃袋、早うせねば間に合わん。
梅干し大切心の。
五十二才 二の世の始。
五十六才七ヶ月 みろくの世。

昭和24年12月7日(1949年 皇紀2609年 己丑)

元号西暦干支※1※2※3※4関係する神示出来事
大正10年1921年辛酉三十帖/一帖マコトのことはトリの年日本・米国・英国・フランス、四か国条約、バーデン=バーデンの密約
大正11年1922年壬戌一帖/三十帖〇/十ソビエト連邦成立。コミンテルン日本支部・日本共産党創立。国際連盟がイギリスのパレスチナ支配を正式に承認。
大正12年1923年癸亥二帖/二十九帖一/九関東大震災、排日移民法(ジョンソン=リード法)
大正13年1924年甲子三帖/二十八帖二/八皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)と良子女王(後の香淳皇后)が結婚
大正14年1925年乙丑四帖/二十七帖三/七日ソ基本条約締結
大正15年
昭和元年
1926年丙寅五帖/二十六帖四/六大正天皇崩御、摂政皇太子裕仁親王が践祚
昭和2年1927年丁卯六帖/二十五帖五/五大正天皇大喪、南京事件
昭和3年1928年戊辰七帖/二十四帖六/四昭和天皇の即位の礼挙行、コミンテルン1928年テーゼ
昭和4年1929年己巳八帖/二十三帖七/三スターリンの独裁体制が確立、四・一六事件
昭和5年1930年庚午九帖/二十二帖八/二共産党員全国一斉検挙開始
昭和6年1931年辛未十帖/二十一帖九/一三月事件、柳条湖事件→満洲事変、十月事件(錦旗革命事件)、コミンテルン指令1931年
昭和7年1932年壬申十一帖/二十帖十/〇第一次上海事変、五・一五事件、司法官赤化事件
昭和8年1933年癸酉十二帖/十九帖マコトのことはトリの年、十二年遅れているのを取り戻すのであるから皇太子明仁親王誕生、フランクリン・ルーズベルトが米大統領に就任
昭和9年1934年甲戌十三帖/十八帖〇/十陸軍省が国防の本義と其強化の提唱を配布、陸軍士官学校事件
昭和10年1935年乙亥十四帖/十七帖一/九永田鉄山暗殺事件(相沢事件)
昭和11年1936年丙子当歳十五帖/十六帖二/八ニ・ニ六事件、西安事件
昭和12年1937年丁丑二歳十六帖/十五帖三/七日中戦争、コミンテルン指令1937年、隔離演説
昭和13年1938年戊寅三歳十七帖/十四帖四/六国際連盟加盟国の対日経済制裁
昭和14年1939年己卯四歳十八帖/十三帖五/五日米通商航海条約破棄通告
昭和15年1940年庚辰五歳十九帖/十二帖六/四仏印進駐、日独伊三国同盟、世界最終戦論
昭和16年1941年辛巳六歳二十帖/十一帖七/三ゾルゲ事件、大東亜戦争開戦
昭和17年1942年壬午七歳二十一帖/十帖八/二ミッドウェー海戦
昭和18年1943年癸未八歳二十二帖/九帖九/一イタリア降伏、連合国へ寝返り
昭和19年1944年甲申九歳二十三帖/八帖十/〇九歳は神界の紀の年昭和東南海地震
昭和20年1945年乙酉十歳二十四帖/七帖旧九月八日とどめぞ大東亜戦争終戦
昭和21年1946年丙戌ひ/け二十五帖/六帖〇/十01 ア/ヲこれで一の御用は済みたぞ新日本建設に関する詔書
昭和22年1947年丁亥ふ/れ二十六帖/五帖一/九02 イ/ヱ神の仕組一切り、言答明けたる今日ぞ日本国憲法施行
昭和23年1948年戊子み/ほ二十七帖/四帖二/八03 ウ/ウ極東国際軍事裁判判決
昭和24年1949年己丑よ/ゑ二十八帖/三帖三/七04 エ/ヰ湯川秀樹、ノーベル物理学賞受賞
昭和25年1950年庚寅い/せ二十九帖/二帖四/六05 オ/ワ朝鮮戦争
昭和26年1951年辛卯む/あ三十帖/一帖五/五06 ㋳/ロ旧日米安保条約
昭和27年1952年壬辰な/す+一帖六/四07 ㋑/レサンフランシスコ平和条約発効
昭和28年1953年癸巳や/ま+二帖七/三08 ㋴/ルアイゼンハワー「平和のための原子力」演説
昭和29年1954年甲午こ/の+三帖八/二09 ㋓/リ第一回ビルダーバーグ会議
昭和30年1955年乙未と/て+四帖九/一10 ㋵/ラ55年体制確立
昭和31年1956年丙申も/へ+五帖十/〇11 ㋻/ヨ日ソ共同宣言
昭和32年1957年丁酉ち/り+六帖12 ㋼/エマコトのことはトリの年東海村原子炉JRR-1臨界
昭和33年1958年戊戌る/さ+七帖〇/十13 ㋽/ユ欧州経済共同体設立
昭和34年1959年己亥ら/に+八帖一/九14 ㋾/イハワイがアメリカ50番目の州となる
昭和35年1960年庚子ね/え+九帖二/八15 カ/ヤ60年安保条約、所得倍増計画
昭和36年1961年辛丑し/お+十帖三/七16 キ/モ十年遅れると申してあるがアイゼンハワー退任演説
昭和37年1962年壬寅き/う四/六17 ク/メ東京都が世界初の常住人口1000万人突破
昭和38年1963年癸卯る/か五/五18 ケ/ムケネディー大統領暗殺事件
昭和39年1964年甲辰ゆ/め六/四19 コ/ミベトナム戦争、1964年東京オリンピック
昭和40年1965年乙巳ゐ/く七/三20 サ/マ国際連合安全保障理事会非常任理事国に当選
昭和41年1966年丙午つ/は八/二21 シ/ホ総人口一億人突破
昭和42年1967年丁未わ/た九/一22 ス/ヘブリュッセル条約
昭和43年1968年戊申ぬ/を十/〇23 セ/フイタイイタイ病公害病認定、カネミ油脂事件
昭和44年1969年己酉そ/そ24 ソ/ヒマコトのことはトリの年日本のGNPが西ドイツを抜き世界第2位に
昭和45年1970年庚戌を/ぬ〇/十25 タ/ハ核拡散防止条約、よど号ハイジャック事件
昭和46年1971年辛亥た/わ一/九26 チ/ノ世界経済フォーラム設立、ダボス会議
昭和47年1972年壬子は/つ二/八27 ツ/ネ沖縄返還、台湾日本との国交断絶
昭和48年1973年癸丑く/ゐ三/七28 テ/ヌ第1次オイルショック
昭和49年1974年甲寅め/ゆ四/六29 ト/ニウォーターゲート事件
昭和50年1975年乙卯か/る五/五30 ナ/ナベトナム戦争終結
昭和51年1976年丙辰う/き六/四31 ニ/トロッキード事件、ベレンコ中尉亡命事件
昭和52年1977年丁巳お/し七/三32 ヌ/テ横田めぐみさん拉致事件
昭和53年1978年戊午え/ね八/二33 ネ/ツ第2次オイルショック、日中平和友好条約
昭和54年1979年己未に/ら九/一34 ノ/チスリーマイル島原発事故
昭和55年1980年庚申さ/る十/〇35 ハ/タ1980年モスクワオリンピックボイコット
昭和56年1981年辛酉り/ち三十帖/一帖36 ヒ/ソマコトのことはトリの年敦賀発電所放射能漏れ事故、レーガノミクス
昭和57年1982年壬戌へ/も一帖/三十帖〇/十37 フ/セ第8回先進国首脳会議
昭和58年1983年癸亥て/と二帖/二十九帖一/九38 ヘ/ス戸塚ヨットスクール事件
昭和59年1984年甲子の/こ三帖/二十八帖二/八39 ホ/シグリコ森永事件
昭和60年1985年乙丑ま/や四帖/二十七帖三/七40 マ/サプラザ合意・日本航空123便墜落事故
昭和61年1986年丙寅す/な五帖/二十六帖四/六41 ミ/コ三井物産マニラ支店長誘拐事件
昭和62年1987年丁卯あ/む六帖/二十五帖五/五42 ム/ケルーブル合意、国鉄分割民営化
昭和63年1988年戊辰せ/い七帖/二十四帖六/四43 メ/ク五十二才 二の世の始ソ連がペレストロイカ開始
昭和64年
平成元年
1989年己巳ゑ/よ八帖/二十三帖七/三44 モ/キ昭和天皇崩御、平成天皇即位、消費税導入
平成2年1990年庚午ほ/み九帖/二十二帖八/二45 ヤ/カ湾岸戦争
平成3年1991年辛未れ/ふ十帖/二十一帖九/一46 イ/㋾バブル崩壊、ソ連崩壊
平成4年1992年壬申け/ひ十一帖/二十帖十/〇47 ユ/㋽バブル景気「公式」終結、就職氷河期元年、アジェンダ21
平成5年1993年癸酉い/ん十二帖/十九帖48 エ/㋼マコトのことはトリの年、五十六才七ヶ月 みろくの世55年体制崩壊
平成6年1994年甲戌ろ/す十三帖/十八帖〇/十49 ヨ/㋻天明九十六才七ヶ月、ひらく、四十九、天明 神示書かす御役ぞ松本サリン事件
平成7年1995年乙亥は/せ十四帖/十七帖一/九50 ラ/㋵阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件
平成8年1996年丙子に/も十五帖/十六帖二/八51 リ/㋓薬害エイズ事件民事和解成立
平成9年1997年丁丑ほ/ひ十六帖/十五帖三/七52 ル/㋴消費税増税、日本銀行法全面改正案可決成立
平成10年1998年戊寅へ/ゑ十七帖/十四帖四/六53 レ/㋑完全失業率4.1%、Google設立
平成11年1999年己卯と/し十八帖/十三帖五/五54 ロ/㋳東海村JCO臨界事故、労働者派遣法規制緩和
平成12年2000年庚辰ち/み十九帖/十二帖六/四55 ワ/オミレニアム開発目標(MDGs)
平成13年2001年辛巳り/め二十帖/十一帖七/三56 ヰ/エ第1次小泉内閣、アメリカ同時多発テロ事件
平成14年2002年壬午ぬ/ゆ二十一帖/十帖八/二57 ウ/ウ持続可能な開発に関する世界首脳会議
平成15年2003年癸未る/き二十二帖/九帖九/一58 ヱ/イ第二次湾岸戦争、SARS-CoV-1発生
平成16年2004年甲申を/さ二十三帖/八帖十/〇59 ヲ/ア製造業務への労働者派遣解禁
平成17年2005年乙酉わ/あ二十四帖/七帖マコトのことはトリの年地球温暖化防止条約京都議定書発効、郵政解散
平成18年2006年丙戌か/て二十五帖/六帖〇/十第1次安倍内閣、ライブドア事件
平成19年2007年丁亥よ/え二十六帖/五帖一/九安倍晋三首相辞任、郵政民営化
平成20年2008年戊子た/こ二十七帖/四帖二/八リーマン・ショック、世界同時株安
平成21年2009年己丑れ/ふ二十八帖/三帖三/七鳩山内閣、欧州連合リスボン条約発効
平成22年2010年庚寅そ/け二十九帖/二帖四/六尖閣諸島中国漁船衝突事件
平成23年2011年辛卯つ/ま三十帖/一帖五/五東日本大震災、福島第一原子力発電所事故
平成24年2012年壬辰ね/や一帖/三十帖六/四持続可能な開発に関する国連会議(リオ+20)、第2次安倍内閣
平成25年2013年癸巳な/く二帖/二十九帖七/三日本の竹島領有権を主張する動画を公開
平成26年2014年甲午ら/お三帖/二十八帖八/二日ロ首脳会談、クリミア危機
平成27年2015年乙未む/の四帖/二十七帖九/一持続可能な開発のための2030アジェンダ、持続可能な開発目標(SDGs)
平成28年2016年丙申う/ゐ五帖/二十六帖十/〇COP21パリ協定
平成29年2017年丁酉ゐ/う六帖/二十五帖マコトのことはトリの年ドナルド・トランプ米大統領就任
平成30年2018年戊戌の/む七帖/二十四帖〇/十築地市場営業終了
平成31年
令和元年
2019年己亥お/ら八帖/二十三帖一/九令和天皇即位、イベント201、SARS-CoV-2発生
令和2年2020年庚子く/な九帖/二十二帖二/八世界経済フォーラム第50回年次総会(グレートリセット)、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく初の緊急事態宣言を発令
令和3年2021年辛丑や/ね十帖/二十一帖三/七延期されていた2020年東京オリンピック・パラリンピックを開催、ジョー・バイデン米大統領就任
令和4年2022年壬寅ま/つ十一帖/二十帖四/六ロシアがウクライナ侵攻、安倍晋三銃撃事件
令和5年2023年癸卯け/そ十二帖/十九帖五/五イスラエルがハマスを言い訳にしてガザ地区のパレスチナ人を大量虐殺開始、自由民主党5派閥における政治資金パーティー収入裏金問題
令和6年2024年甲辰ふ/れ十三帖/十八帖六/四令和6年能登半島地震、羽田空港地上衝突事故
2025年乙巳こ/た十四帖/十七帖七/三
2026年丙午え/よ十五帖/十六帖八/二
2027年丁未て/か十六帖/十五帖九/一
2028年戊申あ/わ十七帖/十四帖十/〇
2029年己酉さ/を十八帖/十三帖マコトのことはトリの年
2030年庚戌き/る十九帖/十二帖〇/十
2031年辛亥ゆ/ぬ二十帖/十一帖一/九
2032年壬子め/り二十一帖/十帖二/八
2033年癸丑み/ち二十二帖/九帖三/七
2034年甲寅し/と二十三帖/八帖四/六
2035年乙卯ゑ/へ二十四帖/七帖五/五宵の明星が東へ廻っていたら、いよいよだぞ2035年9月2日皆既月食、太陽の左下に金星
2036年丙辰ひ/ほ二十五帖/六帖六/四
2037年丁巳も/に二十六帖/五帖七/三
2038年戊午せ/は二十七帖/四帖八/二
2039年己未す/ろ二十八帖/三帖九/一
2040年庚申ん/い二十九帖/二帖十/〇
2041年辛酉三十帖/一帖マコトのことはトリの年、↓大いなるタメシ?
2042年壬戌
2043年癸亥
2044年甲子
※1 :元は十と四十七と四十八
※2 :三十年一切ぞ :建て替えが十年延びた
※3 :宮/富士(〇九十):(一二三/春マケ):(三四五/夏マケ)
:(五六七/秋マケ):(七八九/冬マケ):(八九十/ハルマゲドン)
※4 :元の人三人、その下に七人、その下に七七、四十九人、合して五十九
※注 一柱一年と思いますが、実際は翌年に被ると思います。

いやぁ、雨が降る前に帰ってこれました。神様ありがとうございます。何か予報から見たイメージと違って晴れてるとか思ってたんですけど、だんだん雲が増えていくみたいで、夕方になったら雷鳴ってますし。

今日のお題は「五六七みろく」の時代の特定です。コロナという言葉の響きから「Covid-19」の昨今が「五六七」の時代と考えられている方がほとんどだと思います。そう読めますし。ちなみに我が家のファンヒーターは、「CORONA」さんのです。「Covid-19」はえらい風評被害だったと思います。私はそれが世に現れたこそ、その前の時代、平成18年(2006年)~平成28年(2016年)とヤマを張っていました。ついさっき、この神示が突然、脳裏に浮かんでくるまでは。

昭和24年(1949年)12月7日って、天明氏が明治30年(1897年)12月4日生まれなので、実際52歳なんですよ。では昭和28年プラス七か月後の昭和29年(1953年)に「みろくの世」が来たというイメージもないでしょう。「三四五みよいづ」の御用も済んでないのに。それにこの年齢の話は、この業界(って言うか)の所謂定説があって、次の世の型の方の年齢に該当する2010年代と想定されており、私もあえてここで触れこそしないものの、そのように考えていたのは確かです。ですが…

日の出の巻 第二帖

九歳は神界の紀の年ぞ、神始めの年と申せよ。
一二三ひふみ三四五みよいづ五六七みろくぞ、五の歳は子の歳だぞよ。
取り違いしないようにせよ。
月日の巻 十人と十人の役員に見せてやってくれよ。時節到来したのであるぞ。
桜咲き神の御国は明けそめにけり。

昭和19年12月2日(1944年 皇紀2604年 甲申)

岩の巻 第四帖

元は十と四十七と四十八と合わせて百と五ぞ、九十五柱だぞ。

昭和21年2月16日(1946年 皇紀2606年 丙戌)

「元」の九歳とは、神様が「数え年」で、天明氏の誕生日からカウントされており、十歳の翌年にひふみ四十七音が始まったので、「五十六才七ヶ月 」は平成5年(1993年)癸酉の7月に該当します。丁度「三四五みよいづ」の時代が終わった翌年に「天明九十六才七ヶ月」でひらく、「五十二才 二の世の始」とは昭和63年の12月、それからわずか1か月後、昭和64年(1989年)1月7日の午前6時33分、昭和天皇は崩御されています。偶然にしては余りにも出来すぎなような気がします。ちょっと冷えてきましたか…?

今日、私たちはコロナって言われるとついつい「Covid-19」を思い出してしまうのは無理もありませんが、人類とコロナウィルスとの関係は長いのです。

2万年前に東アジアで流行 コロナウイルス、遺伝子に痕跡―豪米研究チーム〔時事メディカル〕

ttps://medical-tribune.co.jp/news/2021/0625537079/

そして「Covid-19」、所謂「SARS-CoV2」は、従来のコロナウィルスに存在しなかった数々の特徴を備えていました。最大の特徴は「血液脳関門」を超えて侵入できるという点です。それ故に「ブレインフォグ」という症状が起きます。このブレインフォグはこの症状を起こした人しかイメージできる代物ではありません。視覚的ではなく、脳内のイメージそのものに霧がかかったようになる…。とはいえ、熱が出ていたわけではなく、当時はブレインフォグの事を知らなかったので普通に仕事しておりましたが、それは私の部署の同僚が「ダイヤモンド・プリンセス」に納品に行っていたせいなのか、どうかは知りようがありません。

この話をどこから始めるべきかと考えていたら、「1990年のファイザーだろう」と浮かんできたのでそうする事にします。かのファイザー社がコロナウイルスに関する最初のS1スパイクプロテインワクチンの特許を申請したのは「1990年」に遡ります、「二の世の始」からまもない…ただこのファイザーの発明はいきなり起こったものではなく、リポソームとmRNAが発見された1960年代からの積み重ねではあります。そして先ほど遡るとしておきながら、逆にこの事が何を生みだすのか?という考察において余りにも短すぎるとは思うのです。私たち「ホモサピエンス」が発生して数十万、数百万年でしょうか?私たちが今こうしている事実を誰も説明できない。私たちは如何にして「ホモサピエンス」となったのでしょう?人類が「遺伝子編集の商品化など一万年早い」。何もテストしていないに等しい。そもそも遺伝子編集された食品が最初に世に出た時、皆さんはどのように思ったのでしょうか?遺伝子編集している旨を記載するように決めた、これが真っ当な考え方だと思うのです。それは信用していなかったからこそです。今日は「今更論」になってしまうのですが、「五六七」の時代の検証として、お付き合いくださいませ。

1999年、アンソニー・ファウチ博士率いる国立アレルギー感染症研究所(NIAID)は、コロナウイルスをワクチン媒介の可能性があるものとして特定しました。本研究はHIVワクチンを開発する事が目的だったとされておりますが、ファウチ博士は「感染性複製欠損組換えコロナウイルス」を開発する研究に資金を提供するようになりました。

論文によると、SARS-CoV1のリボ核酸(RNA)を入手してからわずか2カ月以内で、全遺伝子配列の合成に成功したという事です。この話を簡潔に言えば、SARS-CoV1をゼロから人工的に合成して作り直す技術を所持していると言っているのと同じ事です。そして2002年以来、コロナウイルスのゲノムやワクチンに関する特許は4000件に及びます。結論として「SARS」とは、アメリカという国が製薬業界と官民一体で製造したコロナウイルスであるという事実、しかも2008年には「SARS-CoV1」、「SARS-CoV2」、そしてまだ見ぬ「SARS-CoV3」という記述さえも既に論文にあるのです、アメリカ国立衛生研究所に。

RNase-Resistant Virus-Like Particles Containing Long Chimeric RNA Sequences Produced by Two-Plasmid Coexpression System

ttps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2395109/

4,000件の特許「新型」SARS-CoV-2ウイルスはなぜ新型ではないのか?

ttps://alzhacker.com/4000-patents-why-the-novel-sars-cov-2-virus-isnt-so-novel/

2002年から2003年にかけて、SARS-CoV1が中国で発生した事はニュース等でご存じの方も多いでしょう。上のリンクにも話出てますが、この状況を更に酷くしているのが、平成13年(2001年)に起こったアメリカ同時多発テロ事件の7日後に発生した「炭疽菌攻撃事件」です。その容疑者はフォート・デトリック基地にある陸軍感染症医学研究所(USAMRIID)に長年勤務していた科学者であるブルース・イビンズとされていますが、自〇してしまったので真相は闇の中です。ジョージ・W・ブッシュとディック・チェイニーは、FBI長官であるロバート・ミュラーに対して、ウサーマ・ビン=ラーディンらによって製造された物であるいう証拠を出させようとしていました。それはもちろん戦争を起こしたいが為、というのもありますが、そのような研究、製造を自国で行っていたことを隠蔽するのが一番の目的でしょう。そしてこの事件を利用して2005年、PREP法(Public Readiness and Emergency Preparedness)という法律が制定されました。これは医療対抗措置の製造業者には責任を認めないという悪質極まりないものです。今日のCOVID-19で懸念されているのは、トランプ政権下で保健福祉長官を務めたアレックス・アザーが、2020年2月4日に遡及するPREP法宣言を発令している事です。この事は「対象となる対策の製造、試験、開発、配布、管理、使用」を行う者が、これらの活動によって生じた、起因して生じた、関連して生じた、またはそれに起因して生じた損失のいかなる請求も訴える事が出来ないという意味であり、「オペレーション・ワープスピード」に拘わった連中は勿論、製薬業界やプロパガンダを垂れ流した報道機関、ワクチンパスポートを実施した連中らの免責こそが目的である事は言うまでもありません。

2013年、ラルフ・バリックは石正麗(シー・ジェンリー)に声を掛けました。石正麗はコウモリ由来のコロナウイルスであるSHC014-CoVの発見で有名でした。ラルフ・バリックは、「SHC014からスパイクプロテインの遺伝子を取り出して、自分のSARSウイルスに挿入したい」と考えていたというのです。このプロセスで遺伝子合成の技術は中国に移転される事となりました。詳細には、(炭疽菌事件のトラウマで)アメリカ国内で生物兵器の研究を続ける事に異議が噴出したのです。実際このようなウィルスの新たな機能獲得研究に対する疑問を持つ人も多く、国立衛生研究所(NIH)は研究資金提供を一時カットしています。オバマ政権は、アメリカ国内での生物兵器の研究を禁止しました。これをひっくり返したのが「生物兵器の開発を目的とした研究であっても、ワクチンの開発にも応用できるような二重使用の研究」というロジックと仕組みです。ここで登場するのが、エコヘルス・アライアンスのピーター・ダザックです。NIHは2015年以降、コウモリ由来コロナウイルスの研究のために、エコヘルス・アライアンスに370万ドルの助成金を提供していましたが、これが中国に流されていました。後に世界保健機関(WHO)の武漢現地調査団の中に加わり、国際医学誌「ランセット」で「武漢流出説は陰謀だ」と主張しています。そりゃそう言うわ。そのピーター・ダザック、石正麗との関係については、少なくとも2006年に遡るとされています。そうなるとラルフ・バリックとの関係もそこまで遡る可能性を疑わざるを得ません。

同じく2013年、モデルナ社はアメリカ国防総省の大統領・国防長官直轄機関であるDARPAから資金提供を受け、ヒトでの本格的な臨床試験を行ったことがない「ヒト細胞」を使った核酸ワクチンを開発しました。ちなみにモデルナ社は、ナチス・ドイツの毒ガス製造会社「IGファルベン」の社名を変えた企業で、ビルゲイツやファウチらが運営に係わっていたのも事実です。また同年、モデルナとアストラゼネカは心血管疾患、代謝性疾患、腎疾患の治療領域での治療のためのmRNAを発見、開発、商業化するための5年間の独占的オプション契約に署名、「臨床試験ですでに試験されている薬を含まない製薬業界のライセンス契約においてこれまでで最大の初期払い2億4千万ドルを、オペレーション・ワープスピードの際には4億8300万ドルの投資を受けています。

ジョンズ・ホプキンス健康安全保障センター、世界経済フォーラム、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が広域流行病シミュレーション・ライブ配信を主催

ttps://www.businesswire.com/news/home/20191019005036/ja/

2018年にはEU、欧州委員会における以下の文章中、下の16番目には「EU 内での人々の国境を越えた移動によって生じるワクチン接種の不十分さの問題を調査し、その対処方法を検討する。これには、EU 市民向けの共通ワクチン接種カード/パスポート (各国のワクチン接種スケジュールが異なる可能性があることを考慮したもの) を開発する実現可能性の検討も含まれる。このカード/パスポートは、電子予防接種情報システムと互換性があり、国レベルでの作業を重複させることなく国境を越えて使用できることが認められている」と明記されております。どこかで聞いた事があるのでは?そう「ワクチン・パスポー…」

COUNCIL RECOMMENDATION of 7 December 2018 on strengthened cooperation against vaccine-preventable diseases (2018/C 466/01)

ttps://eur-lex.europa.eu/legal-content/GA/TXT/?uri=OJ%3AJOC_2018_466_R_0001

以上が実際に起こった出来事です。予定の時間枠超えて書き過ぎましたでしょうか?書かずにはいられなかったのが事実です。私がワクチンに対する疑惑を掲示板にぶつけていた時代、「反ワク=反社」扱いも同然でしたから。世の中がワクチンの正体に気が付き始めた時、最早日本の人口の八割近くが接種者と化していました。結局、私たちは「五六七みろく」の時代を「秋マケ」、そして「七八九」の時代も「冬マケ」したのだと思います。

では90年代後半の日本では何が起きていたのでしょうか?

90年代初頭のバブル崩壊で真っ先に思い出されるのが、倒産とリストラです。当時の私が就職した二年後に大学を卒業した高校時代の友人は、あの有名な証券会社に就職したものの、倒産に至るまで一度もボーナスが無かったそうです。その直後の世代が。氷河期に例えられているのはご存じの事でしょう。会社の存続のために早期退職者を募って、円満に退職できたならまだマシで、「窓際」なる言葉があるように、左遷やら嫌がらせ、業績不振の責任を押し付けられて解雇って話もありました。実際、私の転職後に当時の上司が降格されて辞めちゃいましたし。

夜明けの巻 第四帖

この方、カの神と現れるぞ、サの神と現れるぞ、タの神と現れるぞ、
ナの神と現れるぞ、ハマの神と現れるぞ。ヤラワの神と現れたら、
人間 眼明けておれんことになるぞ、
さあ今のうちに神徳積んでおかぬと八分通りは獣の人民となるのだから、
二股膏薬ではキリキリ舞いするぞ、キリキリ二股多いぞ。
獣となれば、同胞食うことあるぞ。気つけおくぞ。

昭和20年7月29日(1945年 皇紀2605年 乙酉)

平成10年(1998年)には完全失業率が4.1%にも及びました。そんな状況であるハズなのに、翌平成11年には労働者派遣法が規制緩和されました。これは産業界側が働き手に責任を負わないシステムへの移行です。平成16年には製造業務にまで労働者派遣解禁が及びました。丁度この頃、IEEE(国際標準化)がブームになって、作業手順のマニュアル化が進みました。要はキャリアに関係なく、派遣労働者やバイトでも作業が運用できるシステムの構築です。このシステム作りに並行し「小集団活動」なる改善活動が半ば強制的に行われ始めました。これ、多くの企業では無給の奉仕活動だと思います。私が勤めていた会社もそうでしたから。後は怪しげなセミナー。私たちは「宗教」って呼んでました。社会から離れた合宿所に数日間隔離されて洗脳教育されるようなものです。このような無駄なビジネスは、労働者から考える頭を取っ払う為に存在していると考えております。こうして平成17年(2005年/乙酉)には、日本の社会構造自体塗り替えられてしまったのです。この年の郵政解散すら、強引に成し遂げるための白々しいイベントに思えます。

…以上の話を負け犬の戯言と思うのか、否か?と思います。実際負け犬ですけどね。

高校で一緒のバンドでギター弾いてた「※※ピ」、郵便局に就職してたっけ…最後に会ったの、アレ直前だったか…。

第八話「日の出の巻 第七帖」

オロシヤに上がって降りた極悪の悪神、いよいよ神の国に攻め寄せて来るぞ。
北に気をつけと、北がいよいよギリギリだと申して執念気つけてあったこと近くなったぞ。
神に縁深い者には、深いだけに見せしめあるのだぞ。
国々もその通りだぞ、神には依帖無いのだぞ。
ロシアの悪神の御活動と申すものは神々様にも
これは到底かなわないと思うように激しき御力ぞ。
臣民というものは神の言葉はわからんから
悪神のことに御とつけるのはわからんと申すであろうが、
御とは力一杯のこと、精一杯のことを申すのであるぞ。
どこから攻めて来ても神の国には悪神にはわからん仕組み致してあるから、心配ないのだぞ、
いよいよと成った時には神が誠の神力出して、
天地揺すぶってトコトン降参だと申すところまでギュウギュウと締めつけて、
万劫末代 言うこと聞きますと改心するところまで揺すぶるから、
神の国、神の臣民心配するでないぞ、心大きく御用してくれよ、
どこにいても御用している臣民助けてやるぞ。

昭和19年12月6日(1944年 皇紀2604年 甲申)

「おそロシア」って言ってもプーチン大統領の話ではないのです。

スターリンを教えてくれたク〇タくん元気してる?

いや、そっちでも無くて…。ヨセフ・スターリンの話、否、スターリンでさえ利用されていた節があるしな…、ってあれこれ考え続けた結果、以下の年表と化しました。

元号西暦干支日本史世界史
寛政13年
享和元年
1801年辛酉国後航路の発見。択捉島開拓。アレクサンドル1世、父パーヴェル1世を暗殺後、ロシア皇帝に即位。リュネヴィル講和条約。トーマス・ジェファーソンが第3代アメリカ合衆国大統領に就任。
享和2年1802年壬戌徳川幕府が蝦夷奉行を置く。グレートブリテン及びアイルランド連合王国(イギリス)とフランス第一共和政との間で講和条約締結。アメリカ合衆国陸軍士官学校開校。ナポレオン一世が終身大統領となる。
享和3年1803年癸亥アメリカ船、長崎に来航し通商を要求。イギリス帝国がタスマニアに植民を開始、インド・デリーを占領。
享和4年
文化元年
1804年甲子ロシア帝国外交官ニコライ・レザノフが長崎の出島に来航。オーストリア大公国等ハプスブルク家の領土を以てオーストリア帝国が成立、神聖ローマ皇帝フランツ2世が初代オーストリア皇帝として即位。ナポレオン一世がフランス皇帝に就任。
文化2年1805年乙丑ナポレオン戦争。トリポリ戦争。
文化3年1806年丙寅ニコライ・レザノフの部下フヴォストフが樺太に上陸、松前藩の番所などを襲撃。神聖ローマ帝国、終焉。プロイセンがフランスに宣戦布告。ナポレオン軍がベルリンに入城。
文化4年1807年丁卯徳川幕府が全蝦夷地を直轄化、箱館奉行を廃止、松前奉行を置く。イギリス議会で奴隷貿易廃止法が可決。イギリス軍がデンマークのコペンハーゲン市街地を無差別砲撃、民間人を虐殺する。
文化5年1808年戊辰間宮林蔵、樺太を探検。イベリア半島戦争。アメリカ、奴隷貿易を禁止。
文化6年1809年己巳エクアドルがスペインからの独立を宣言。
文化7年1810年庚午コロンビアがスペインからの独立を宣言。
文化8年1811年辛未ゴローニンが国後島に上陸し、松前に監禁される。パラグアイがスペインから独立。
文化9年1812年壬申露土戦争 : ブカレスト条約 (1812年)調印により終結。米国が英国に宣戦布告。
文化10年1813年癸酉ナポレオン戦争: ライプツィヒの戦い。
文化11年1814年甲戌ナポレオンが捕えられる。ルイ18世、即位。
文化12年1815年乙亥杉田玄白が蘭学事始を完成。伊能忠敬の第9次測量実施。ウィーン議定書。
文化13年1816年丙子アルゼンチンが スペインから独立を宣言。英使節アマーストが清に来航。
文化14年1817年丁丑ニューヨーク証券取引所が発足する。
文化15年
文政元年
1818年戊寅チリがスペインから独立。アーヘン会議開催。
文政2年1819年己卯「文政近江地震」が発生。スペイン領フロリダの米国への譲渡が決定。
文政3年1820年庚辰米国でミズーリ協定成立。スペイン立憲革命。ナポリ革命。露国探検隊が南極大陸を発見。
文政4年1821年辛巳伊能忠敬らによる『大日本沿海輿地全図』が完成。ペルー、メキシコ、パナマ、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、コスタリカがスペインから独立。ギリシャ独立戦争。
文政5年1822年壬午ギリシャ第一共和政が発足。ブラジルがポルトガルから独立。
文政6年1823年癸未
文政7年1824年甲申大津浜事件。宝島においてイギリス船が上陸、住民と武士との間に銃撃戦。第一次イギリス・ビルマ戦争勃発。
文政8年1825年乙酉文政の異国船打払令。ボリビアがスペインから独立。ジャワ戦争。
文政9年1826年丙戌
文政10年1827年丁亥イギリス、小笠原諸島の領有宣言。ナヴァリノの海戦。
文政11年1828年戊子シーボルト台風。越後三条大地震。
文政12年1829年己丑文政の大火。
文政13年1830年庚寅徳島藩沖合にイギリスの黒船が出没。インディアン強制移住法成立。フランス7月革命。ベルギー独立革命。ポーランド・ワルシャワで11月蜂起。
文政14年
天保元年
天保2年
1831年辛卯(注・文政13年11月18日~12月9日、天保元年12月10日~2年11月29日)
天保3年1832年壬辰ロシア帝国がポーランド立憲王国を併合。アメリカ合衆国で、ブラック・ホーク戦争始まる。パリで六月暴動が起きる。
天保3年閏
天保4年
1833年癸巳庄内沖地震発生。イギリス軍、フォークランド諸島を再占領。
天保5年1834年甲午フランス、アルジェリア併合。イギリス、東インド会社中国貿易独占権廃止。
天保6年1835年乙未ハレー彗星の近日点通過日。
天保7年1836年丙申テキサス独立戦争: アラモの戦い。
天保8年1837年丁酉大塩平八郎の乱。モリソン号事件。徳川家慶が征夷大将軍に就任。
天保9年1838年戊戌イギリス軍がアフガニスタンに宣戦布告(第一次アフガン戦争)。イギリス全土で選挙法改正運動(チャーチスト運動)。フランス、メキシコに宣戦。
天保10年1839年己亥蛮社の獄。第2次エジプト・トルコ戦争。
天保11年1840年庚子アヘン戦争。
天保12年1841年辛丑
天保13年1842年壬寅江戸幕府が異国船打払令を廃止、薪水給与令復活。清国とイギリスの間で南京条約が締結されアヘン戦争終結。
天保14年1843年癸卯
天保15年1844年甲辰(注・旧1月1日より寛政暦から天保暦に改暦)オランダ国王、幕府に書簡で開国を勧告。フランス軍艦、那覇に来航。アメリカ合衆国・清の間で望厦条約締結。フランス・清の間で黄埔条約締結。
弘化元年
弘化2年
1845年乙巳
弘化3年1846年丙午米国軍艦2隻が浦賀水道に来航し通商を打診、浦賀奉行が通商拒否・退去通告。米墨戦争。
弘化4年1847年丁未善光寺地震。フランスがベトナム侵略開始。国際秘密結社「共産主義者同盟 」結成。
弘化5年
嘉永元年
1848年戊申(注・~嘉永元年2月28日)マルクスとエンゲルス「共産党宣言」発表。ヨーロッパ各地で1848年革命。第二次シク戦争。ハンガリー独立宣言。
嘉永2年1849年己酉米国軍艦プレブル号長崎来航。英国軍艦マリナー号、江戸湾測量。イギリスによるインドの植民地化が完了。
嘉永3年1850年庚戌別段風説書で幕府がアメリカ艦隊の来日を知る。リーマン・ブラザーズ創立。イギリス海峡で初の海底ケーブル敷設。
嘉永3年
嘉永4年
1851年辛亥(注・嘉永3年11月29日~嘉永4年12月9日)後の皇帝ナポレオン3世のクーデター。
嘉永4年
嘉永5年
1852年壬子(注・嘉永4年12月10日~嘉永5年11月21日)露船メンチコフ号、下田来航。大英博物館完成。
嘉永5年
嘉永6年
1853年癸丑(注・嘉永5年11月22日~嘉永6年12月2日)ペリーら浦賀へ来航(黒船来航)。オスマン帝国がロシアに宣戦布告(クリミア戦争)。
嘉永6年
嘉永7年
1854年甲寅(注・嘉永6年12月3日~嘉永7年11月12日)日米和親条約。日英和親条約締結。イギリス、フランスがロシアに宣戦布告(クリミア戦争)
嘉永7年
安政元年
安政2年
1855年乙卯(注・嘉永7年11月13日~嘉永7年11月26日、安政元年11月27日~安政2年11月23日)日露和親条約調印。
安政2年
安政3年
1856年丙辰(注・安政2年11月24日~安政3年12月5日)下田に米国領事館設置。日蘭和親条約。パリ条約締結により、クリミア戦争終結。清でアロー号事件が起こる。
安政3年
安政4年
1857年丁巳(注・安政3年12月6日~安政4年11月16日)モルモン教徒とアメリカ陸軍によるユタ戦争。
安政4年
安政5年
1858年戊午(注・安政4年11月17日~安政5年11月27日)日米修好通商条約調印。安政の大獄。アロー戦争: 天津条約締結。
安政5年
安政6年
1859年己未(注・安政5年11月28日~安政6年12月8日)安政の大獄: 吉田松陰が斬首刑。第二次イタリア独立戦争。
安政6年
安政7年
万延元年
1860年庚申(注・安政6年12月9日~安政7年3月17日、万延元年3月18日~万延元年11月20日)桜田門外の変。咸臨丸、太平洋横断航行。エイブラハム・リンカーンがアメリカ合衆国大統領に当選。
万延元年
万延2年
文久元年
1861年辛酉(注・万延元年11月21日~万延2年2月18日、文久元年2月19日~文久元年12月1日)。日普修好通商条約調印。米南北戦争。
文久元年
文久2年
1862年壬戌(注・文久元年12月2日~文久2年11月11日)。幕府が派遣する第1回留学生が長崎を出帆。寺田屋事件。生麦事件。ロンドンのフリーメーソン会館で労働者国際集会開催。ダコタ戦争。
文久2年
文久3年
1863年癸亥(注・文久2年11月12日~文久3年11月21日)。薩英戦争。
文久3年
文久4年
元治元年
1864年甲子(注・文久3年11月22日~文久4年2月19日、元治元年2月20日~元治元年12月3日)。禁門の変。第一次長州征討。池田屋事件。下関戦争。「国際労働者協会」第一インターナショナル結成。
元治元年
元治2年
慶応元年
1865年乙丑(注・元治元年12月4日~元治2年4月6日、慶応元年4月7日~慶応元年11月14日)
慶応元年
慶応2年
1866年丙寅(注・慶応元年11月15日~慶応2年11月25日)。第二次長州征討。薩長同盟。『資本論』第1巻刊行。普墺戦争。
慶応2年
慶応3年
1867年丁卯(注・慶応2年11月26日~慶応3年12月6日)。大政奉還。近江屋事件。
慶応3年
慶応4年
明治元年
1868年戊辰(注・慶応3年12月7日~慶応4年1月1日、明治元年1月1日~11月18日)。王政復古の大号令。戊辰戦争。
明治元年
明治2年
1869年己巳(注・明治元年11月19日~明治2年11月29日)。箱館戦争。
明治2年
明治3年
1870年庚午(注・明治2年11月30日~明治3年11月10日)普仏戦争。
明治3年
明治4年
1871年辛未(注・明治3年11月11日~明治4年11月20日)。廃藩置県。プロレタリア独裁政府パリ・コミューン樹立。
明治4年
明治5年
1872年壬申(注・明治4年11月21日~明治5年12月2日)。富岡製糸場操業開始。
明治6年1873年癸酉日本の改暦ノ布告(明治5年旧12月3日を明治6年1月1日とする)。明治六年政変。日清修好条規発効。米国で恐慌(1873年恐慌)。
明治7年1874年甲戌台湾出兵。
明治8年1875年乙亥江華島事件。
明治9年1876年丙子廃刀令。日朝修好条規調印。セルビアとモンテネグロはオスマン帝国に対し、宣戦を布告、ブルガリア人の四月蜂起。
明治10年1877年丁丑西南戦争。露土戦争。
明治11年1878年戊寅竹橋事件。露土戦争がサン・ステファノ条約締結により講和。第二次アフガン戦争。
明治12年1879年己卯大阪で朝日新聞社創立。英国がズールー王国に侵攻。
明治13年1880年庚辰第一次ボーア戦争( – 1881年)。
明治14年1881年辛巳秋田事件。ロシア帝国・清間でイリ条約締結。ロシア帝国でエリザヴェトグラードからポグロムが始まる。マフディーの反乱。
明治15年1882年壬午軍人勅諭発布。岐阜事件。福島事件。「ホバベイ・ジオン」や「ビールー」組織的なユダヤ移民の第一波がパレスチナに到着。
明治16年1883年癸未日本鉄道開業(上野・熊谷間)。
明治17年1884年甲申秩父事件。群馬事件。加波山事件。飯田事件。安房事件。夷隅事件。清仏戦争。
明治18年1885年乙酉脱亜論。伊藤博文が初代内閣総理大臣に就任。ルイ・パスツール開発の狂犬病ワクチンが初めて人体に接種。
明治19年1886年丙戌メートル条約加入。ビルマが英領インドに併合。インディアン戦争: ジェロニモが降伏。アフリカ分割: 英領東アフリカと独領東アフリカの境界を協定。
明治20年1887年丁亥米上院が海軍の真珠湾使用を承認(ハワイ王国からの獲得は11月)。
明治21年1888年戊子東京朝日新聞創刊。
明治22年1889年己丑第二インターナショナル結成。ウラジーミル・レーニン、『共産党宣言』をロシア語に翻訳。
明治23年1890年庚寅エルトゥールル号遭難事件。米国でウンデット・ニーの虐殺。
明治24年1891年辛卯卒業式で君が代が歌われる。ユダヤ人がモスクワから追放される。シベリア鉄道起工。
明治25年1892年壬辰伝染病研究所設立。東京湾北部でM6.2クラスの地震発生。出口なおに艮の金神帰神。フリードリヒ・エンゲルスが第二インターナショナルの名誉会長に選出される。「シオンを愛する人々」ピンスケル、パレスチナに最初のユダヤ人コロニー成立。
明治26年1893年癸巳アメリカ海兵隊がイオラニ宮殿を包囲、ハワイ革命、ハワイ王国滅亡。米国で金融恐慌(1893年恐慌)。パークナム事件。
明治27年1894年甲午明治東京地震。日英通商航海条約調印(領事裁判権撤廃)。日本海軍初の聯合艦隊。
日本軍が朝鮮王宮を占領。日清戦争。
ハワイが共和国を宣言。第一次エチオピア戦争。「ドレフュス事件」発生。
明治28年1895年乙未日清講和条約(下関条約)調印。フランス、ドイツ帝国、ロシア帝国、三国干渉。レーニン、労働者階級解放闘争同盟結成。
明治29年1896年丙申明治三陸地震。陸羽地震。テオドール・ヘルツルが『ユダヤ人国家』を出版。政治的シオニズム運動の始まり。
明治30年1897年丁酉足尾鉱毒被害者800名が上京して請願運動。労働組合期成会結成。「第1回シオニスト会議」開催、「バーゼル綱領」採択(1903年に「シオン賢者の議定書」として発覚)。
明治31年1898年戊戌西・ローゼン協定。片山潜、横山源之助らが貧民研究会を結成。ハワイ共和国、米国に併合。米西戦争。米軍がグアム島、プエルトリコに侵攻(翌日占領)。露清条約。フランスが広州湾を清より租借。英国が九龍半島、威海衛を清から租借。ロシア社会民主労働党結成。
明治32年1899年己亥布引丸事件。米比戦争。コロンビアで千日戦争勃発。
明治33年1900年庚子川俣事件。社会主義協会発足。馬蹄銀事件。義和団の乱。
明治34年1901年辛丑社会民主党設立(即日禁止)。国家主義団体・黒龍会創立。日英同盟交渉開始。「ユダヤ国民基金」パレスチナの土地を買い求め、ユダヤ人移民に貸与、その土地をパレスチナ人には貸与禁止。米セオドア・ルーズベルト大統領就任、棍棒外交を示唆。ロシアでエスエル(社会革命党)結成。
明治35年1902年壬寅第1次日英同盟調印・発効。
明治36年1903年癸卯龍岩浦事件。七博士建白事件。
明治37年1904年甲辰日露戦争。ジェイコブ・シフ、日本に2億ドルの融資
明治38年1905年乙巳ポーツマス条約。ロシア第一革命・血の日曜日事件。ユダヤ移民の第二波、主にロシアより到着。
明治39年1906年丙午日本社会党結成。
明治40年1907年丁未日仏協約調印。ボリシェヴィキがチフリスで現金輸送車を襲撃。英露協商。
明治41年1908年戊申シベリアでツングースカ大爆発.
明治42年1909年己酉ユダヤ人最初の町「テルアビブ」が創設。
明治43年1910年庚戌幸徳事件、南北朝正閏問題。
明治44年1911年辛亥明治天皇が最終的に南朝を正統に決定したため、政府は皇統譜令(旧皇統譜令)第41条を定めて、北朝の天皇は皇統譜から除外された。辛亥革命。イタリア・トルコ戦争。
明治45年
大正元年
1912年壬子(注・明治45年1月1日~7月30日、大正元年7月30日~12月31日)、明治天皇崩御、皇太子嘉仁親王践祚(第123代天皇、大正天皇)。上杉慎吉が天皇主権説を発表。美濃部達吉が天皇機関説を発表。清の滅亡、孫文が南京で中華民国の成立を宣言。第一次バルカン戦争勃発。
大正2年1913年癸丑
大正3年1914年甲寅大日本帝国がドイツに宣戦布告する(第一次世界大戦)。サラエボ事件、第一次世界大戦。
大正4年1915年乙卯大英帝国がトルコ支配下のアラブ人に「アラブ国家樹立」を約束、一方で戦後の中東をフランスとロシアで山分けするための秘密条約(サイクス・ピコ条約)に調印。イギリス情報部員ローレンスの指導下に「アラブの反乱」が起きる。
大正5年1916年丙辰
大正6年1917年丁巳日本艦隊の欧州派遣を閣議決定。ロシア二月革命。十月革命。ジェイコブ・シフがレーニン、トロツキーに対してそれぞれ2,000万ドルの資金を提供、「ソビエト政権」が樹立、大英帝国がユダヤ人大富豪家のライオネル・ロスチャイルド卿に「ユダヤ国家樹立」を約束する書簡(バルフォア宣言)。イギリス軍、エルサレムに入城、パレスチナ支配終結。
大正7年1918年戊午日本が英米仏軍と共にシベリア出兵をすることを宣言。アラブ人の反英・反ユダヤ闘争開始。ソビエト政権が戦時共産主義を採用。ドイツ革命、ドイツが共和国を宣言。
大正8年1919年己未関東軍司令部条例公布(関東軍設置)。ウラジーミル・レーニン、国際共産主義組織「コミンテルン」設立。ドイツ労働者党結成。
大正9年1920年庚申大日本帝国、国際連盟へ正式加入。日本社会主義同盟結成。国際連盟設立。
元号西暦干支※1※2※3※4関係する神示出来事
大正10年1921年辛酉三十帖/一帖マコトのことはトリの年日本・米国・英国・フランス、四か国条約、バーデン=バーデンの密約
大正11年1922年壬戌一帖/三十帖〇/十ソビエト連邦成立。コミンテルン日本支部・日本共産党創立。国際連盟がイギリスのパレスチナ支配を正式に承認。
大正12年1923年癸亥二帖/二十九帖一/九関東大震災、排日移民法(ジョンソン=リード法)
大正13年1924年甲子三帖/二十八帖二/八皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)と良子女王(後の香淳皇后)が結婚
大正14年1925年乙丑四帖/二十七帖三/七日ソ基本条約締結
大正15年
昭和元年
1926年丙寅五帖/二十六帖四/六大正天皇崩御、摂政皇太子裕仁親王が践祚
昭和2年1927年丁卯六帖/二十五帖五/五大正天皇大喪、南京事件
昭和3年1928年戊辰七帖/二十四帖六/四昭和天皇の即位の礼挙行、コミンテルン1928年テーゼ
昭和4年1929年己巳八帖/二十三帖七/三スターリンの独裁体制が確立、四・一六事件
昭和5年1930年庚午九帖/二十二帖八/二共産党員全国一斉検挙開始
昭和6年1931年辛未十帖/二十一帖九/一三月事件、柳条湖事件→満洲事変、十月事件(錦旗革命事件)、コミンテルン指令1931年
昭和7年1932年壬申十一帖/二十帖十/〇第一次上海事変、五・一五事件、司法官赤化事件
昭和8年1933年癸酉十二帖/十九帖マコトのことはトリの年、十二年遅れているのを取り戻すのであるから皇太子明仁親王誕生、フランクリン・ルーズベルトが米大統領に就任
昭和9年1934年甲戌十三帖/十八帖〇/十陸軍省が国防の本義と其強化の提唱を配布、陸軍士官学校事件
昭和10年1935年乙亥十四帖/十七帖一/九永田鉄山暗殺事件(相沢事件)
昭和11年1936年丙子当歳十五帖/十六帖二/八ニ・ニ六事件、西安事件
昭和12年1937年丁丑二歳十六帖/十五帖三/七日中戦争、コミンテルン指令1937年、隔離演説
昭和13年1938年戊寅三歳十七帖/十四帖四/六国際連盟加盟国の対日経済制裁
昭和14年1939年己卯四歳十八帖/十三帖五/五日米通商航海条約破棄通告
昭和15年1940年庚辰五歳十九帖/十二帖六/四仏印進駐、日独伊三国同盟、世界最終戦論
昭和16年1941年辛巳六歳二十帖/十一帖七/三ゾルゲ事件、大東亜戦争開戦
昭和17年1942年壬午七歳二十一帖/十帖八/二ミッドウェー海戦
昭和18年1943年癸未八歳二十二帖/九帖九/一イタリア降伏、連合国へ寝返り
昭和19年1944年甲申九歳二十三帖/八帖十/〇九歳は神界の紀の年昭和東南海地震
昭和20年1945年乙酉十歳二十四帖/七帖旧九月八日とどめぞ大東亜戦争終戦
昭和21年1946年丙戌ひ/け二十五帖/六帖〇/十01 ア/ヲこれで一の御用は済みたぞ新日本建設に関する詔書
昭和22年1947年丁亥ふ/れ二十六帖/五帖一/九02 イ/ヱ神の仕組一切り、言答明けたる今日ぞ日本国憲法施行
昭和23年1948年戊子み/ほ二十七帖/四帖二/八03 ウ/ウ極東国際軍事裁判判決
昭和24年1949年己丑よ/ゑ二十八帖/三帖三/七04 エ/ヰ湯川秀樹、ノーベル物理学賞受賞
昭和25年1950年庚寅い/せ二十九帖/二帖四/六05 オ/ワ朝鮮戦争
昭和26年1951年辛卯む/あ三十帖/一帖五/五06 ㋳/ロ旧日米安保条約
昭和27年1952年壬辰な/す+一帖六/四07 ㋑/レサンフランシスコ平和条約発効
昭和28年1953年癸巳や/ま+二帖七/三08 ㋴/ルアイゼンハワー「平和のための原子力」演説
昭和29年1954年甲午こ/の+三帖八/二09 ㋓/リ第一回ビルダーバーグ会議
昭和30年1955年乙未と/て+四帖九/一10 ㋵/ラ55年体制確立
昭和31年1956年丙申も/へ+五帖十/〇11 ㋻/ヨ日ソ共同宣言
昭和32年1957年丁酉ち/り+六帖12 ㋼/エマコトのことはトリの年東海村原子炉JRR-1臨界
昭和33年1958年戊戌る/さ+七帖〇/十13 ㋽/ユ欧州経済共同体設立
昭和34年1959年己亥ら/に+八帖一/九14 ㋾/イハワイがアメリカ50番目の州となる
昭和35年1960年庚子ね/え+九帖二/八15 カ/ヤ60年安保条約、所得倍増計画
昭和36年1961年辛丑し/お+十帖三/七16 キ/モ十年遅れると申してあるがアイゼンハワー退任演説
昭和37年1962年壬寅き/う四/六17 ク/メ東京都が世界初の常住人口1000万人突破
昭和38年1963年癸卯る/か五/五18 ケ/ムケネディー大統領暗殺事件
昭和39年1964年甲辰ゆ/め六/四19 コ/ミベトナム戦争、1964年東京オリンピック
昭和40年1965年乙巳ゐ/く七/三20 サ/マ国際連合安全保障理事会非常任理事国に当選
昭和41年1966年丙午つ/は八/二21 シ/ホ総人口一億人突破
昭和42年1967年丁未わ/た九/一22 ス/ヘブリュッセル条約
昭和43年1968年戊申ぬ/を十/〇23 セ/フイタイイタイ病公害病認定、カネミ油脂事件
昭和44年1969年己酉そ/そ24 ソ/ヒマコトのことはトリの年日本のGNPが西ドイツを抜き世界第2位に
昭和45年1970年庚戌を/ぬ〇/十25 タ/ハ核拡散防止条約、よど号ハイジャック事件
昭和46年1971年辛亥た/わ一/九26 チ/ノ世界経済フォーラム設立、ダボス会議
昭和47年1972年壬子は/つ二/八27 ツ/ネ沖縄返還、台湾日本との国交断絶
昭和48年1973年癸丑く/ゐ三/七28 テ/ヌ第1次オイルショック
昭和49年1974年甲寅め/ゆ四/六29 ト/ニウォーターゲート事件
昭和50年1975年乙卯か/る五/五30 ナ/ナベトナム戦争終結
昭和51年1976年丙辰う/き六/四31 ニ/トロッキード事件、ベレンコ中尉亡命事件
昭和52年1977年丁巳お/し七/三32 ヌ/テ横田めぐみさん拉致事件
昭和53年1978年戊午え/ね八/二33 ネ/ツ第2次オイルショック、日中平和友好条約
昭和54年1979年己未に/ら九/一34 ノ/チスリーマイル島原発事故
昭和55年1980年庚申さ/る十/〇35 ハ/タ1980年モスクワオリンピックボイコット
昭和56年1981年辛酉り/ち三十帖/一帖36 ヒ/ソマコトのことはトリの年敦賀発電所放射能漏れ事故、レーガノミクス
昭和57年1982年壬戌へ/も一帖/三十帖〇/十37 フ/セ第8回先進国首脳会議
昭和58年1983年癸亥て/と二帖/二十九帖一/九38 ヘ/ス戸塚ヨットスクール事件
昭和59年1984年甲子の/こ三帖/二十八帖二/八39 ホ/シグリコ森永事件
昭和60年1985年乙丑ま/や四帖/二十七帖三/七40 マ/サプラザ合意・日本航空123便墜落事故
昭和61年1986年丙寅す/な五帖/二十六帖四/六41 ミ/コ三井物産マニラ支店長誘拐事件
昭和62年1987年丁卯あ/む六帖/二十五帖五/五42 ム/ケルーブル合意、国鉄分割民営化
昭和63年1988年戊辰せ/い七帖/二十四帖六/四43 メ/クソ連がペレストロイカ開始
昭和64年
平成元年
1989年己巳ゑ/よ八帖/二十三帖七/三44 モ/キ昭和天皇崩御、平成天皇即位、消費税導入
平成2年1990年庚午ほ/み九帖/二十二帖八/二45 ヤ/カ湾岸戦争
平成3年1991年辛未れ/ふ十帖/二十一帖九/一46 イ/㋾バブル崩壊、ソ連崩壊
平成4年1992年壬申け/ひ十一帖/二十帖十/〇47 ユ/㋽バブル景気「公式」終結、就職氷河期元年、アジェンダ21
平成5年1993年癸酉い/ん十二帖/十九帖48 エ/㋼マコトのことはトリの年55年体制崩壊
平成6年1994年甲戌ろ/す十三帖/十八帖〇/十49 ヨ/㋻天明九十六才七ヶ月、ひらく、四十九、天明 神示書かす御役ぞ松本サリン事件
平成7年1995年乙亥は/せ十四帖/十七帖一/九50 ラ/㋵阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件
平成8年1996年丙子に/も十五帖/十六帖二/八51 リ/㋓薬害エイズ事件民事和解成立
平成9年1997年丁丑ほ/ひ十六帖/十五帖三/七52 ル/㋴消費税増税、日本銀行法全面改正案可決成立
平成10年1998年戊寅へ/ゑ十七帖/十四帖四/六53 レ/㋑完全失業率4.1%、Google設立
平成11年1999年己卯と/し十八帖/十三帖五/五54 ロ/㋳東海村JCO臨界事故、労働者派遣法規制緩和
平成12年2000年庚辰ち/み十九帖/十二帖六/四55 ワ/オミレニアム開発目標(MDGs)
平成13年2001年辛巳り/め二十帖/十一帖七/三56 ヰ/エ第1次小泉内閣、アメリカ同時多発テロ事件
平成14年2002年壬午ぬ/ゆ二十一帖/十帖八/二57 ウ/ウ持続可能な開発に関する世界首脳会議
平成15年2003年癸未る/き二十二帖/九帖九/一58 ヱ/イ第二次湾岸戦争、SARS-CoV-1発生
平成16年2004年甲申を/さ二十三帖/八帖十/〇59 ヲ/ア製造業務への労働者派遣解禁
平成17年2005年乙酉わ/あ二十四帖/七帖マコトのことはトリの年地球温暖化防止条約京都議定書発効、郵政解散
平成18年2006年丙戌か/て二十五帖/六帖〇/十第1次安倍内閣、ライブドア事件
平成19年2007年丁亥よ/え二十六帖/五帖一/九安倍晋三首相辞任、郵政民営化
平成20年2008年戊子た/こ二十七帖/四帖二/八リーマン・ショック、世界同時株安
平成21年2009年己丑れ/ふ二十八帖/三帖三/七鳩山内閣、欧州連合リスボン条約発効
平成22年2010年庚寅そ/け二十九帖/二帖四/六尖閣諸島中国漁船衝突事件
平成23年2011年辛卯つ/ま三十帖/一帖五/五東日本大震災、福島第一原子力発電所事故
平成24年2012年壬辰ね/や一帖/三十帖六/四持続可能な開発に関する国連会議(リオ+20)、第2次安倍内閣
平成25年2013年癸巳な/く二帖/二十九帖七/三日本の竹島領有権を主張する動画を公開
平成26年2014年甲午ら/お三帖/二十八帖八/二日ロ首脳会談、クリミア危機
平成27年2015年乙未む/の四帖/二十七帖九/一持続可能な開発のための2030アジェンダ、持続可能な開発目標(SDGs)
平成28年2016年丙申う/ゐ五帖/二十六帖十/〇COP21パリ協定
平成29年2017年丁酉ゐ/う六帖/二十五帖マコトのことはトリの年ドナルド・トランプ米大統領就任
平成30年2018年戊戌の/む七帖/二十四帖〇/十築地市場営業終了
平成31年
令和元年
2019年己亥お/ら八帖/二十三帖一/九令和天皇即位、イベント201、SARS-CoV-2発生
令和2年2020年庚子く/な九帖/二十二帖二/八世界経済フォーラム第50回年次総会(グレートリセット)、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく初の緊急事態宣言を発令
令和3年2021年辛丑や/ね十帖/二十一帖三/七延期されていた2020年東京オリンピック・パラリンピックを開催、ジョー・バイデン米大統領就任
令和4年2022年壬寅ま/つ十一帖/二十帖四/六ロシアがウクライナ侵攻、安倍晋三銃撃事件
令和5年2023年癸卯け/そ十二帖/十九帖五/五イスラエルがハマスを言い訳にしてガザ地区のパレスチナ人を大量虐殺開始、自由民主党5派閥における政治資金パーティー収入裏金問題
令和6年2024年甲辰ふ/れ十三帖/十八帖六/四令和6年能登半島地震、羽田空港地上衝突事故
2025年乙巳こ/た十四帖/十七帖七/三
2026年丙午え/よ十五帖/十六帖八/二
2027年丁未て/か十六帖/十五帖九/一
2028年戊申あ/わ十七帖/十四帖十/〇
2029年己酉さ/を十八帖/十三帖マコトのことはトリの年
2030年庚戌き/る十九帖/十二帖〇/十
2031年辛亥ゆ/ぬ二十帖/十一帖一/九
2032年壬子め/り二十一帖/十帖二/八
2033年癸丑み/ち二十二帖/九帖三/七
2034年甲寅し/と二十三帖/八帖四/六
2035年乙卯ゑ/へ二十四帖/七帖五/五宵の明星が東へ廻っていたら、いよいよだぞ2035年9月2日皆既月食、太陽の左下に金星
2036年丙辰ひ/ほ二十五帖/六帖六/四
2037年丁巳も/に二十六帖/五帖七/三
2038年戊午せ/は二十七帖/四帖八/二
2039年己未す/ろ二十八帖/三帖九/一
2040年庚申ん/い二十九帖/二帖十/〇
2041年辛酉三十帖/一帖マコトのことはトリの年、↓大いなるタメシ?
2042年壬戌
2043年癸亥
2044年甲子
※1 :元は十と四十七と四十八
※2 :三十年一切ぞ :建て替えが十年延びた
※3 :宮/富士(〇九十):(一二三/春マケ):(三四五/夏マケ)
:(五六七/秋マケ):(七八九/冬マケ):(八九十/ハルマゲドン)
※4 :元の人三人、その下に七人、その下に七七、四十九人、合して五十九
※注 一柱一年と思いますが、実際は翌年に被ると思います。

磐戸の巻 第二十帖

戦いつも勝ちとばかりとは限らんぞ、春負けとなるぞ、
いざとなれば昔からの生き神様 総出で御働きなさるから、
神の国の神の道は大丈夫であるなれど、日本臣民 大丈夫とは申されんぞ、
その心の通りになること忘れるなよ、早うミタマ磨いてくれよ、
もう少し戦進むと、これはどうしたことか、
こんなはずではなかったなぁと、どちらの臣民も見当取れん、
どうすることもできんことになると知らせてあろうが、
そうなってからでは遅いからそれまでに、この神示読んで、
その時にはどうするかということわかっておらんと仕組み成就せんぞ。
役員の大切な役目だぞ、
我の思い捨ててしまって
早うこの神示、穴のあくほど裏の裏まで肚に入れておいてくれよ、
この神示の終わりに、神強く頼むぞよ。

昭和20年1月13日(1945年 皇紀2605年 乙酉)

キの巻 第二帖

神示読めば何もかもわかるようになっていることわからぬか、
尾張の御用 御苦労であったぞ、
奥の奥のこと仕組み通りになっている、臣民心配するでないぞ、
一の宮は桜咲くところへ作れよ、わかったか、天之日津久神奉賛会でよいぞ、
大神津見の神と申しても祀りくれよ、
祭典、国民服の左の胸に八(や)たれの垂二本つけて 絹の垂つけて当分奉仕してよいぞ。
道場は一の宮と一つ所でよいぞ。
イイヨリ(飯依~四国、讃岐の国)の御用 タニハ(丹波~京都)の御用御苦労であったぞ。
皆の者いよいよだぞ、今から弱音では何もできんぞ、
春マケ、夏マケ、秋マケ、冬マケ、ハルマゲドンと申してあろうが、
いよいよだぞ、褌しめよ、グレンだぞ。

昭和20年2月26日(1945年 皇紀2605年 乙酉)

キの巻 第六帖

道場開き結構であったぞ、皆の者 御苦労ぞ、
知らせてあるように道開いて下されよ、天と地と合わせ鏡ぞ、
一人でしてはならんぞ。

桜咲くところ、桜と共に花咲くぞ、
夏マケ、秋マケとなったら冬マケで泣きあげてはならんぞ、
戦済んでからがいよいよの戦ぞ、
褌締めよ、役員も一度は青なるのだぞ、土潜るのだぞ、
九、十、気つけてくれよ。神示よく読めよ、
肝腎のことわかってはおらんぞ、一のことぞ。一ゝゝゝ三(ひふみだぞ)。

昭和20年3月11日(1945年 皇紀2605年 乙酉)

何故240年間分も作ったのかと言えば、日月神示が降りる以前の明治25年(1892年)には大本の開祖であった出口なお女史に「お筆先」が降りていましたし、その時点で既にお叱りされるような状況に成り果てていたのだといえます。だったらその原因までは辿り着かないとダメかな、と思いまして。私自身そんな偉そうな事を言えるタマでは無いのですが、書いておかなきゃダメだろうと思って書いときました。後、上の年表の補足をしておきます。昭和20年1月の「戦いつも勝ちとばかりとは限らんぞ、春負けとなるぞ」とは「大東亜戦争」敗戦で間違いないでしょう。その後の昭和22年(1947年)8月15日に言答(岩戸)が明けておりますし(海の巻 第五帖)。

夏マケが「天明九十六才七ヶ月、ひらく」(黄金の巻 第十五帖)だと考えてます。これはきっと皆さんも予想されている事でしょう、バブル崩壊だと思います。年表の注釈に「七八九」とか「〇九十」書いてあるのは、仕組みごとの時代区分です。「五六七」は有名なんですけどね。「七八九」に言及しているのは↓だけかと。

天つ巻 第十帖

一二三の裏に◯一二、三四五の裏に二三四、五六七の裏に四五六の御用あるぞ。
五六七済んだら七八九ぞ、七八九の裏には六七八あるぞ、八九十の御用もあるぞ。
段々に知らせるから、これまでの神示よく心に入れて、ジッとして置いてくれよ

昭和19年9月3日(1944年 皇紀2604年 甲申)

秋の巻 第一帖

同じ神の子でも本家と分家あるぞ。本家は人間じゃ。分家は動植物じゃ。
本家と分家は神の前では同じであるが、位置を代えると同じでないぞ。
三十年で世の建て替え致すぞ。
これからは一日増しに世界から出て来るから、いかに強情な人民でも往生致すぞ。
神は喜びであるから、人の心から悪を取り除かねば神に通じないぞと教えているが、
それは段階の低い教えであるぞ。大道でないぞ。理屈の作り出した神であるぞ。
大神は大歓喜であるから悪をも抱き参らせているのであるぞ。
抱き参らす人の心に、マコトの不動の天国くるぞ。
抱き参らせば悪は悪ならずと申してあろうが。今までの教えは今までの教え。

昭和27年4月11日(1952年 皇紀2612年 壬辰)

海の巻 第二帖

権小道師から上は神の帖面につくのであるぞ、参道は仮ぞ。
合わせて四十九かへミタマ六参道仮だからそのつもり結構ぞ。
一帖、三十帖、二帖、二十九帖というふうに読み直して下されよ、
三十帖一切として上下まぜまぜにして上下ひっくり返して読み直してくれよ。
火の守護から水の守護に変わっておるのであるから、
水の蔭には火、火の蔭には水ぞ、このこと忘れるなよ、この中には化け物いるのだぞ、
化け物に化かされんように おかげ落とさんように致して下されよ、
神くどう気つけおくぞ。

昭和22年8月14日(1947年 皇紀2607年 丁亥)

わかりづらかったのが「三十年で世の建て替え致すぞ」です。昭和56年(1981年)以降の60年間、御用が四つも入ってしまっているので、30年づつ並べたのですが、「建て替えが遅れている」という記述がある事、「十年」と「十二年」という二通りあるのをどう解釈するか?

祭りの巻 第二十一帖

建て替えが十年延びたと知らしてあろうが、
建て替え遅くなりて、それから建て直しに掛かりたのでは人民丸潰れとなるから、
建て直し早うかかるからと聞かせてあろうが、人民には中々わからんなれど、
世界の動き良く見て御用結構ぞ。
世の建て替えは水の守護、火の守護と知らせてあること忘れずに神示読めよ、
所々の氏神様は日本の内で御用なさるのじゃ。
どんな集団も神示が元じゃ、神示で開かなならんぞ、
智や学も要るなれど、智や学では開けんぞ、誠で開いて下されよ

昭和21年8月30日(1946年 皇紀2606年 丙戌)

春の巻 第五十五帖

十二年遅れているのを取り戻すのであるから、これからは目の回るほど急しくなって来るぞ。
神示読む暇もなくなると申してある時来たぞ。
いずれは人民減るなれど、何も約束ごと真理とはかえられん。
まこと求めるならば、これと見届けたならば、その場で御用与える仕組み。

昭和27年2月15日(1952年 皇紀2612年 壬辰)

よく読むとこの両者は意味合いが違うと思ってまして、元々この一連の仕組みはマコト、辛酉である大正10年(1921年)の辛酉から始めたかったと思うのです。確かにその年は第一次大本事件という重大案件が起きたのは事実ですが、遅れた結果が辛酉の年というのはやっぱり違うなと。私は、かの時代における「大本」の存在とその影響自体が御用であり、仕組みだったと考えております。それは天明氏周辺に軍部の人物が存在する事からも明らかです。即ち、「はじめ言答いわど(岩戸)」を明ける御用を可能にするための御用こそが「大本」。そして天明氏が大本に出会ったのも決して偶然ではない、と思います。と考えると「十二年」の方は、仕組みの開始が「辛酉」に間に合わず、昭和8年(1933年)の「癸酉」にずれ込んだ事を示していると思います。そこははじめの御用」の始まりに一致します。対して「十年」の方は、建て替え全三十年から十年プラスされて計四十年になったのか、十年遅れて開始されただけなのかは判断つきません。従ってこのような暫定的な年表となっております、ご了承くださいませ。その30年の数え方が「~帖」です。これが裏表ある故の記述でしょう。今のところ年表についてはこの辺で。

大本神諭 年月日不明

至仁至愛の神の御出ましに御成なさる時節が参りて大国常立尊が出口の手で書き知らして置いた世が迫りて来たから、世界中の人民が改心を致さねば、この世では最う一寸も先へは行けず、後へ戻ることも出来んぞよ。
この世の来ることを明治二十五年から今につづいて知してをるのにチットモ聞入れが無いが、国同士の人の殺し合いといふやうな斯んな約らん事はないぞよ。
一人の人民でも神からは大切であるのに屈強ざかりの人民が皆無くなりて老人や小児ばかり残して前後を構はずのやりかたであるぞよ。こんな大きな天地の罪を犯してまだ人の国まで取らうと致してをるのは向先きの見えぬ悪魔の所作であるから、何の国が仲裁に出ても天地の大神の御許しのなき事にはいつまでも埒は明かぬぞよ。出かけた船であるから、どちらの船も後へ引く事もならず、進む事も出来ず、まことの仲裁もはいらず、つまらんことが出来るから、外国の守護神に長らくの間気が付けてありたぞよ。
あまり我が強いとしくじるぞよと何時も筆先で気が往けてあるぞよ。
何国にも負けん強い国で在ると思ふて我よしのやりかたで頑張ると為損ひが出来るからと申してくどう知らしてありたが今の有様は其通りではないか。これからは神代の世になるから今までの様に余り頑張ると我れの思ふやうには此の先は一寸も行かんぞよ。我の強い守護神ほど思はくは立ちはせんぞよ。
これまでの心を全然入れ替て了ふて天と地との元を創造た太元の神へお詫を致さねば、我の一力で行りて居ると思ふのが大間違であるぞよ。何事も皆神からの事であるから取り違いをいたすなよと先に気を往けてあろうがな。
我一力で仕て居ると思ふて居ることを霊魂の性来因縁だけの事を天地の神からさせられて居るのであると云ふ事が判然とわかる時代が回りて来たので在るから、これ迄の悪の守護神のやりかたも九分九厘まではトントン拍子に思ふやうに来たなれどモウ九分九厘で悪のみたまのやりかたは輪止りとなるのが今の事であるぞよ。今までは悪のみたまの覇の利く時節でありたぞよ。是が暗りの世でありたぞよ。
この先は学や智恵や仏では国は建たんぞよ。一日も早く往生いたさんと世界の物事が遅ておるから筆先でいつも同じ事を気を付けるぞよ。向ふの国の有様は筆先どうりになりて来てをるから日本の国の守護神に早く判らんと立替が十二年遅くなりてをるから、何かの事の実地が始まると、まだまだ世界には烈しき事が来るぞよと申して在るが一度申したことは違ゐはせんぞよ。世の元から神は能く判りておるので在るから向ふの国に彼れだけの事があるのに日本の人民は我さへ善けら国はどうなりても構はぬとは全然獣ものであるぞよ。神の直々の善き御魂を貰ふてをるからは末には神にも祭られる結構なものであり乍ら人は倒ようが仆れようが我さえ善けりゃ好いでは万物の長とは白されんぞよ。
世界は今が罪の借銭済であるから罪悪のひどい処ほどきびしき戒があるぞよと申して知してあるがこの世界は後にも前にも無いみせしめが出て来るぞよ。
用意をなされよ世の立替は新つの洗い替であるから、みろくの神の世に立返りて万古末代善一筋の世になる尊ひ事の初りであるから皆の人民の思ひが違ふてあるぞよ。あやべの大本は今では粗末なとこで在るなれど此の広い世界に外に亦とない大神の世の元の尊とひとこであるから全部判けて見せたならば余り大きな仕組であるから思ひが大違いで驚愕いたすぞよ。天地のビックリ箱が明くぞよと申してあるが此のビックリ箱が明いて手の掌をかやしたら何んな人でも驚愕いたして改心せずには居れん事になるが其処まで行かん中にチット判らんと約らん事があるぞよ。
この大本に日々かぶり付て居るものにチト早く判らんと何処からも是からは判る守護神が出て来るから、耻かしうなるぞよ。何事も、ちっと判りて居んと面目ない事が出来るぞよ。慢神と誤解が一番こわいぞよ。
たれに由らず慢神すると我の心が大変ゑらい様に思へて、人から見て居ると鼻が高うて見にくいぞよ。
腹の中に誠さえありたなれば何んな事でも出来るなれど上から見てよくても心の中に誠が無いと実地の誠が成就いたさんぞよ。

年月日不明とされていますが、明治25年と考えられています。大本神論としてまとめられた際、組み換えされていると思いますが。ちなみに、この時点で「立替が十二年遅くなりてをるから」と予告されています。注目すべきは「何の国が仲裁に出ても天地の大神の御許しのなき事にはいつまでも埒は明かぬぞよ」というくだり、実は日月神示にもあるのです。これはそのようなお叱りを受ける理由が同じですから仕方ありません。

地つ巻 第二十八帖

神の国には神のやり方、外国には外国のやり方あると申してあろうがな、
戦もその通りぞ、神の国は神の国のやり方しなければならんのだぞ、
外国のやり方真似ては外国強いのだぞ、戦するにも身魂磨き第一ぞ。
一度に始末することは易いなれど、
それでは神の国を一度は丸潰しにしなければならんから、待てるだけ待っているのだぞ、
仲裁する国はなく、出かけた船はどちらも後へ引けん苦しいことになって来るぞ、
神気つけるぞ。

昭和19年10月6日(1944年 皇紀2604年 甲申)

風の巻 第九帖

土地分け盗りばかりか、天まで分け盗って自分のものと、威張っているが、
人民の物一つもないのじゃ。大引き上げにならんうちに捧げた臣民 結構ぞ。
宮の跡はSとなるぞ。ナルトとなるぞ。
天の言答(一八十、岩戸)は開いてあるぞ。
地の言答(一八十、岩戸)、人民 開かなならんぞ、
人民の心次第でいつでも開けるのだぞ。
泥の海になると、人民思うところまで一時は落ち込むのじゃぞ、覚悟よいか。
神国には神国の宝、神国の臣民の手で、元の所へ納めなならんのだ。
タマなくなっていると申してあろうがな。
何事も時節到来しているのだぞ、真理(ふじ)晴れるばかりの御代となっているのじゃぞ。
人民 神に仕えて下さらんと神のまことの力出ないぞ、
持ちつ持たれつと申してあろうがな、
神まつらずに何事もできんぞ、まつらいでするのが我よしぞ、天狗の鼻だぞ。
まつらいでは真っ暗ぞ、真っ暗の道で、道開けんぞ。神は光ぞと申してあろうが、
てん詞様よくなれば、皆よくなるのだぞ。てん詞様よくならぬうちは、
誰によらん、よくなりはせんぞ、この位のことなぜにわからんのじゃ。
よくなったと見えたら、それは悪の守護となったのじゃ。
神かかりよくないぞ、やめて下されよ、迷う臣民できるぞ。
ほどほどにせよと申してあろうが。
皆々心の鏡掃除すれば、それぞれに神かかるのじゃ。
肉体心で知ることは皆粕ばかり、迷いの種ばかりじゃぞ、
この道理わかりたであろうがな、くどう申さすでないぞ。

昭和21年2月16日(1946年 皇紀2606年 丙戌)

昭和天皇曰く「満洲事件の張本人」石原莞爾は、東京裁判の出張法廷で「それなら、ペルリ(ペリー)をあの世から連れてきて、この法廷で裁けばよい。もともと日本は鎖国していて、朝鮮も満洲も不要であった。日本に略奪的な帝国主義を教えたのはアメリカ等の国だ」と開き直っています。石原だけじゃないでしょう。「日本の戦争目的は対共産主義」だったいう論調とか。ゾルゲ事件で国の意思決定にまで影響を及ぼし、日本の国家機密がコミンテルンに漏れていた事は明らかです。当時からコミンテルンは日本の軍の構造を明確に理解していた節があります。

日支闘争計画

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/日支闘争計画#レーニンの敗戦革命論

この辺読んでくと、日月神示も「反省革命論」と言ってよいかも、って思います。心理学的に。近衛文麿は「なにもかも自分の考えていたことと逆な結果になってしまった。ことここに到って静かに考えてみると、何者か眼に見えない力にあやつられていたような気がする」と述懐しております。だから神様は、天明氏を訪れた青年将兵一行が、近衛文麿を暗殺しようとしたのを止めさせたのか、と思います。それは敗戦させる事こそが目的だったから。尚、日支闘争計画のwikiのページに、当事者の一人である岸信介の言葉が載せられておりますが、それすらこの程度の認識でしかないのには唖然としました。

戦線から遠のくと、楽観主義が現実に取って代わる。
そして最高意思決定の段階では、現実なるものはしばしば存在しない。
戦争に負けているときは特にそうだ

昭和77年冬(2002年 皇紀2662年 壬午)特車二課第二小隊隊長・後藤喜一・談

日露戦争

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/日露戦争

戦争理由として、満州での勢力拡大により大韓帝国の保全が脅かされる事が日本の安全保障上・極東平和への脅威となったとされていますが、既に日清戦争の時点で「出かけた(仕掛けた)船(戦争)であるから、どちらの船(軍)も後へ引く事もならず、進む事も出来ず、まことの仲裁も」入るわけがないのは道理です。ちなみに、この状況を生みだした日清戦争に絡んでフランス、ドイツ帝国、ロシア帝国には「三国干渉」された挙句、下関条約で割譲を受けた遼東半島を清に返還する羽目になっています。

さて、日清戦争で戦費の3分の1が海外に流失、1億5,000万円の外貨調達が必要となり、帝政ロシアを敵視するアメリカのドイツ系ユダヤ人銀行家ジェイコブ・シフからは、500万ポンドの外債引き受けおよび追加融資を獲得しています。最終的に日露戦争の戦費総額は18億2,629万円とされております。日露戦争は日本海海戦においてバルチック艦隊を壊滅させ、樺太攻略作戦で全島占領するなど勝ちムードに見えますが、動員兵力が109万人、死傷者は27万人に及び、とても戦争の継続が出来るような状況に無く、実際日本はアメリカに講和を取り持ってくれるように依頼していました。即ち「K・OでもTKOでもなく、かろうじて判定勝ち」として逃げ切り。だから日本はその後もソ連に怯え続ける羽目になりました。だから後藤隊長のコメントを引用したのです。

日露講和会議は「ポーツマス条約」として知られています。ロシアは、満洲および朝鮮からは撤兵し日本に樺太の南部を割譲するものの、戦争賠償金には一切応じない、というロシア側の最低条件で締結しました。この結果に、戦時中の増税による耐乏生活を強いられてきた国民は日比谷焼打事件等の暴動を起こしました。ところで日本の国債を買い支えていた資本家に、鉄道王のエドワード・ヘンリー・ハリマンがいました。彼は見返りに、奉天以南の東清鉄道の日米共同経営を望んでいました。当時の総理大臣である桂太郎は、ポーツマス条約中にこのアイディアを承認し、「桂・ハリマン協定」として調印されましたが、モルガン商会から「より有利な条件を提示されていた」小村外相の反対によって破棄されました。

桂・ハリマン協定の破棄を知ったエドワード・ヘンリー・ハリマンは、「いまから十年のうちに日本は、米国との共同経営をしなかったことを悔いる時が来るであろう」と述べました。

「カリフォルニア州の政治家は、対日戦争を引き起こす不安材料になっている。ただちにそうした事態になるとは思わないが、将来については不安である。日本人は誇り高く、感受性も強い。戦争を恐れない性格で、日露戦争の勝利の栄光に酔っている。彼らは太平洋のパワーゲームに参加しようとしている。日本の危険性はわれわれが感じている以上に高いのかもしれない。だからこそ私はずっと海軍増強を訴えてきたのだ。……仮に戦争となり、我々の艦隊が旅順港のロシア艦隊のような運命をたどることになれば、日本は簡単に25万人規模の兵力を太平洋岸に上陸させることができる。そうなれば、それを駆逐するのに数年の歳月がかかり、それに加えて、とんでもないコストがかかるだろう。ジャップはロシアに勝ってから実に生意気だ。しかし、こちらが大艦隊を持ってさえいれば、奴らだってそう簡単には手出しはできない」

米第26代大統領セオドア ・ルーズベルト・ジュニア(ユージン・ホール上院議員に宛てた1906年10月27日付の私信)

尚、第32代大統領フランクリン・ルーズベルトは五従弟(12親等)、またフランクリンの妻エレノアは姪にあたるそうです。当時の第26代大統領セオドア ・ルーズベルトの意志が確実に受け継がれたのは、まず間違いありません。「戦争をしない」という選挙公約を翻すために(以下フランクリン)ルーズベルトは1937年(昭和12年)10月5日、有名な隔離演説を行い、名指しこそ避けたものの、これは1938年(昭和13年)9月30日、加盟国の個別の判断による規約第16条適用による国際連盟加盟国による対日経済制裁(後のABCD包囲網にも繋がる)、1939年日米通商航海条約破棄通告、1941年8月近衛首相との会談拒絶、11月「ハル・ノート」と、日本から戦争を仕掛けさせるような政策を次々と執りました。あと、対中国支援、「フライングタイガース」は有名ですね。

黄金の巻 第五十六帖

逆怨みでも怨みは怨み。理屈に合わんでも飛んだ目に会うぞ。
今までの教えでは立ちて行かん。生まれ替わらねば人も生きては行かれん。
平等愛とは、差別愛のことぞ。公平という声に騙されるなよ。
数で決めるなと申してあろうがな。群衆心理とは一時的の邪霊の憑きものぞ。
上から乱れるから下のしめしつかん。我よしのやり方では世は治まらん。

昭和24年12月7日(1949年 皇紀2609年 己丑)

この愚行は戦後復興という形で繰り返されます。「国民所得倍増計画」で知られる第58-60代内閣総理大臣の池田勇人は、国を発展させる手順を明確にしました。全国総合開発計画(全総)は、戦後日本の国土計画の原点とされ、その実績は、現在の日本の基礎を為したといっても過言ではありません。良くも悪くも。今日にまで至る地方からの人口流出や、大都市一極集中、第一次産業の衰退、食料自給率の著しい悪化、急激な開発、工業化に伴う公害、自然破壊等々、とりわけ日本の輸出大国化は、後の「日米貿易摩擦」に結びついたのは確実です。日本は敗戦国である立場を逆に利用して、所謂アメリカの「核の傘」の下でのうのうとアメリカを食い物にしてきた以上、「怨まれてもジャパン・バッシング」仕方がありません。

旧幕は野蛮で今日は文明だそうだ。(中略)山を掘ることは旧幕時代からやっていた事だが、旧幕時代は当時は手の先でチョイチョイやっていたんだ。海へ小便したって、海の水は小便にはなるまい。手の先でチョイチョイ掘っていれば毒は流れやしまい。今日は文明だそうだ。文明の大仕掛けで山を掘りながら、そのほかの仕掛けはこれに伴わぬ、それでは海に小便したとは違うがね。(1897年3月27日/毎日新聞記事)
旧幕は、野蛮だと言うなら、それで宜しい。伊藤(博文)さんや、陸奥(宗光)さんは、文明の骨頂だと言うじゃないか。文明というのは、よく理を考えて、民の害とならぬ事をするのではないか。それだから、文明流になさいと言うのだ。(巌本善治編『新訂海舟座談』(岩波文庫 1983 年)、176 頁)

鉱毒問題は、直ちに停止のほかない。今になってその処置法を講究するのは姑息だ。先ず正論によって撃ち破り、前政府の非を改め、その大綱を正し、しかして後にこそ、その処分法を講ずべきである。しからざれば、いかに善き処分法を立つるとも、人心快然たることなし。いつまでも鬱積して破裂せざれば、民心遂に離散すべし。既に今日のごとくならば、たとえ鉱毒のためならずとも、少しその水が這入っても、その毒のために不作となる
ように感ずるならん。そうしていかにして民心を安んぜんや。(同上)

勝海舟(文政6年/1823年1月30日~明治32年/1899年1月19日)

これは生前の勝海舟の「足尾銅山鉱毒問題」についてのコメントです。氏は「文明というのは、よく理を考えて、民の害とならぬ事をするのではないか。それだから、文明流になさい」と述べています。文明を否定していたわけではないのです。氏は日本海軍の基礎を作った人物の一人とされているにも拘らず、日清戦争には断固反対していました。しかしこれらの声は、利便や利益のみを求める人たちには届きませんでした。

風の巻 第五帖

我が名呼びておすがりすれば、万里先にいても言うこと聞いてやるぞ、
雨の神、風の神、岩の神、荒れの神、地震の神、と申してお願いすれば、
万里先にいても、この世の荒れ、地震逃れさせてやるぞ、
神々様に届く行で申せよ。
こんなよき世は今までになかりたのじゃ、膝元にいても言葉ばかりの願い聞こえんぞ、
口と心と行と三つそろった行い、マコトと申して知らせてあろうが。
時節来ているなれど、わからん人民多いゆえ物事遅くなりて気の毒なるぞ、
今しばらくの辛抱なるぞ、神は人民に手柄立てさせたいのじゃ、
許せるだけ許してよき世に致すのじゃ、ここまで開けたのも神が致したのじゃ、
今の文明無くせんと申してあろうが、文明残してカスだけ無に致すのじゃ、
取り違い慢心致すなよ。
日本の国いくら大切と申しても、世界中の臣民とは替えられんから、
国 引っ繰り返ること、まだまだあるかも知れんぞ、
国の軸 動くと知らせてあろうがな。
この神示 キのままであるから心なき人民には見せるでないぞ、
あまりきつくて毒になるから、役員 薄めて見せてやれよ、
一日も早く一人でも多く助けてやりたいのじゃ、
神まつり結構ぞ、神まつらいで いくら道説いても肚に入らんぞ、
肚に入らん道は悪の道となるのじゃ、頭ばかりで道歩めん道理わからんか、改心足らんぞ。

昭和21年2月16日(1946年 皇紀2606年 丙戌)

書けば書くほど「おロシア」から離れてしまい大変申し訳ありません。そんなロシア…ソ連も1991年12月25日当時のミハイル・ゴルバチョフはソ連大統領を辞任、翌日に最高会議も連邦解体を宣言、ソビエト連邦は崩壊しました。まるで「御用が終わったから」のように。だとすると「七八九」、「八九十」にあるのは…。